ザンクトパウリが連敗を“9”で止めた [写真]=Getty Images ブンデスリーガ第13節が6日に行われ、ケルンとザンクトパウリが対戦した。
ザンクトパウリは、リーグ戦12試合を消化して2勝1分け9敗のリーグ17位と降格圏に沈み、現在リーグ戦9連敗を喫している。敵地で行われる11位ケルンとの試合に勝利し、降格圏を脱出したい。そんな一戦に、藤田譲瑠チマが先発出場した。
序盤はケルンがボール支配率でザンクトパウリを大きく上回る展開となる。しかし、ザンクトパウリも最後の最後でザンクトパウリに先制点を許さない。前半は両チーム共に得点を奪えず、0−0のまま終えた。
後半に入って51分、ケルンは自陣でボール奪取にせいこうすると、そのままカウンター炸裂。サイード・エル・マラが自陣からドリブルで敵陣まで駆け上がると、ゴール手前からGKの頭を越すようにシュートをゴールに沈めた。
1点を追うこととなったザンクトパウリ。徐々にシュートまで持ち込む場面を増やしていくものの、なかなかゴールを奪うことができないまま試合は進んでいく。
そして迎えた後半アディショナルタイム4分、ダネル・シナニが左サイドからクロスを上げると、リッキー・ジェイド・ジョーンズが頭で合わせ、試合終了間際にザンクトパウリが追いついてみせた。
試合はこのまま終了。藤田譲瑠チマがフル出場したザンクトパウリは1−1でケルンと引き分け、リーグ戦の連敗を「9」でストップした。
次節は13日に行われ、ケルンは敵地でレヴァークーゼンと対戦。一方のザンクトパウリホームにハイデンハイムを迎える。
【スコア】
ケルン 1−1 ザンクトパウリ
【得点者】
1−0 51分 サイード・エル・マラ(ケルン)
1−1 90+4分 リッキー・ジェイド・ジョーンズ(ザンクトパウリ)
【ハイライト動画】藤田譲瑠チマがフル出場 ケルンvsザンクトパウリ