均衡を破ったのはベレンゲルの一撃! ビルバオ、“85分の決勝弾”でアトレティコを1−0撃破

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2025年12月07日 07:32  サッカーキング

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アトレティコを下したアスレティック・ビルバオ [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第15節が6日に行われ、アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 ここまで15試合を消化(前倒し開催を含む)したリーグ戦で9勝4分2敗を記録し、勝ち点「31」の4位につけるアトレティコ・マドリード。前節バルセロナに敗れた同クラブは、10月下旬から続いていた公式戦の連勝が「7」でストップした。そんななか、今節は敵地で8位のアスレティック・ビルバオと激突。スペインを代表する強豪同士の一戦が幕を開ける。

 試合は18分にアトレティコ・マドリードが決定機を作り出す。GKヤン・オブラクのゴールキックで前線にボールが送られ、競り合いから生まれたこぼれ球をジュリアーノ・シメオネが回収。右脇のフリアン・アルバレスにパスを出すと、ドリブルで運びながらボックス内にクロスを入れる。だが、ファーで待つティアゴ・アルマダのボレーシュートはGKウナイ・シモンにストップされた。

 以降はアスレティック・ビルバオが主導権を握り、前半終了時点でアトレティコ・マドリードの3倍となる9本のシュートを記録。積極果敢にゴールを狙うが、スコアレスで勝負はハーフタイムに突入する。

 後半は一進一退の攻防が続き、互いにチャンスを作れないまま時間が経過。すると85分、アスレティック・ビルバオが均衡を破る。シュートをキャッチしたGKウナイ・シモンが素早く繋ぎ、ホームチームがカウンターに移行。ダーヴィド・ハンツコが長い距離をドリブルで運び、左サイドに張るニコ・ウィリアムズに展開する。カットインからマイナスに折り返すと、ボックス手前でアレックス・ベレンゲルが左足を一振り。狙い済ましたミドルシュートで先制点を挙げた。

 結局、そのまま試合は1−0で終了。アスレティック・ビルバオが本拠地『サン・マメス』で勝利を掴んだ。次節、アスレティック・ビルバオはチャンピオンズリーグ(CL)を挟み、14日にアウェイでセルタと対戦。アトレティコ・マドリードもCLを挟みつつ、13日にホームでバレンシアと対戦する。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ 1−0 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1−0 85分 アレックス・ベレンゲル(アスレティック・ビルバオ)

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