神田伯山が激白「流行語大賞」高市首相「働いて×5」選考理由に言及「なぜ選んだかというと…」

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2025年12月07日 08:01  日刊スポーツ

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講談師の神田伯山(2020年5月撮影)

講談師の神田伯山(42)が5日、TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」(金曜午後9時半)に出演。選考委員を務めた「現代用語の基礎知識選 2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の年間大賞の選考過程について言及した。


11月5日のノミネート30語の中から「エッホエッホ」「オールドメディア」「緊急銃猟/クマ被害」「国宝」「古古古米」「戦後80年/昭和100年」「トランプ関税」「二季」「ミャクミャク」がトップ10に選ばれ、高市早苗首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞となった。


選考委員は伯山の他、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子、笑い芸人のパトリック・ハーラン、女優室井滋、漫画家やくみつる、「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子氏が務めた。


伯山は「私は選考委員なんで、多少ご意見をいただいております」と前置きした上で、流行語大賞をめぐる自身に寄せられた声を紹介。「神田伯山のラジオ、もう聞かない」「神田伯山がこれを選んだの、嫌すぎ。権力者を風刺批判するどころか、こびへつらってどうするの」「板の上の人が権力者の威光にベロベロしたら格好悪いよ」「神田伯山もやくみつつるも終わった」「選考委員、恥を知るべき人」などのコメントが寄せられたという。


そして「今から言うことは、これは選考委員の総意じゃなくて、私、神田伯山の個人的な意見だと思って聞いてもらいたいんですけど。なぜ、じゃあ選んだのかっていうところで、本当のことを言うと、僕は映画の国宝とミャクミャクか高市さんかなって思ったの」と説明。


続けて「この3つを並べた時にですよ。他の選考委員は知らないけど、日本で伊藤博文以来もうずっとさ、男性が続いてるわけじゃないですか、あの総理大臣に。その時に初めての女性首相っていうのは、選ばなければ俺、逆に意図的でバイアス強すぎるでしょ。なんて言うのかな、女性初の首相っていうのも実は同時に選ばれてるんですよ。だから流行っていうんは、プラスでもマイナスでもありますけど、自分が好き嫌いじゃなく、2025年に全員がまず知っている。周知している、で、好き嫌いじゃないんですよ」と語った。


さらに「政治信条は1回置いておいて、女性の初首相が出たってこも否定できない。だから中には忖度(そんたく)してるだろう、政権にとか言う人もいるんだけど。自分のその人の政治信条を投影しておっしゃるだけであって、全く忖度してないんだよ。みんな選考委員には各々いろんな考え方があるんですよ。高市さんに対してもさ、いろんなお考えある人、いっぱいいるよ」と話した。


「だけど、その自分の政治信条を1回置いといてて、初の女性首相っていうのが第一にあって。『働いて働いて』っていうのは、まぁプラスであれマイナスであれさ。まぁ全員が知ってるじゃない。で、中にはさ、あの後、確かに高市さんも言葉足らずでさ。その後訂正されて、あくまであれは自分に言った言葉ですよって言ってるから、そこの揚げ足取りはまぁ違うかなみたいな風に思ってて。俺としてはバイアスかけなければ、これだろうなっていうのは、選考委員として思います」と真意を明かした。

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