
神戸を中心に、国際色豊かな街並みが広がる兵庫県。県内には、伝統や進学実績を背景に、全国的にも名の知られた私立高校が数多く存在します。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、兵庫県在住の50代を対象に「ネームバリューが強いと思う兵庫県の私立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の50代から支持を集めたのは、どの私立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第2位に選ばれたのは、得票率13.3%の「関西学院高等部」でした。西宮市にある関西学院高等部は、1889年に創立された「関西学院」を前身とする高校です。「Mastery for Service(奉仕のための練達)」をスクール・モットーとしています。
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同校では、聖書から、人権とは何か、生きるとは何かを学ぶ、キリスト教主義教育を展開。週2回の礼拝や、「聖書科」の授業、人権講座などを通して心を磨いています。関西学院大学への推薦入学制度を土台に教育を行っていて、定められた基準を満たした卒業生は、面接試験によって同大学に進学可能です。2025年度の大学入試では、関西学院大学のほか、大阪大学・神戸大学・滋賀大学などの国公立大学にも合格者を出しました。
第1位に輝いたのは、得票率26.3%の「灘高校」でした。神戸市東灘区にある灘高校は、1928年に開校した「灘中学校」を前身とする高校です。「精力善用」「自他共栄」を校是としています。
中高一貫教育校の同校では、同じ担任団が中高6年間を受け持つ「担任持ち上がり制」を採用。学習指導の計画性・効率性・一貫性を保てるほか、それぞれの生徒を熟知できるため、よりきめ細やかな教育を実施できるのが強みです。また、校則を設定せず、生徒の主体的な行動を尊重しています。国内有数の進学校として知られており、2025年度の大学入試では、国公立大学は東京大学・京都大学、私立大学は早稲田大学・慶應義塾大学などを中心に多くの生徒が現役で合格しました。
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