


義母の言葉は冗談には聞こえなかったし、式場を決めるという重要なタイミングでお金に関わる冗談を言うなんてありえないです。私はひどく驚きました。あのときは本気だったけれど、今になって気が変わったのでしょうか……?


式場に頼もうとしていた動画撮影などをできるだけ自分たちで行うことにして、幸いなことに少しは金額を減らすことができました。かなり痛い出費でしたが、なんとか自分たちで支払って予定どおりホテルで結婚式を挙げたのです。

私たちも当初は身の丈に合ったカジュアルな式を考えていました。義母の「100万円出すから自分たちと同じ場所で結婚式を挙げてほしい」という思いを受け取って、格式あるホテルに決めたのです。なのに今になってそれを冗談だと言われて、お金の話もなかったことになってしまいました。義母がいったい何を考えているのかさっぱり分かりません。
人のお金をあてにしてはいけなかったんだと、自分に言い聞かせながら式を挙げたのですが……。結婚して「よそのお嬢さん」から「息子の嫁」になったことで、優しかった義母の態度は変わったのでした。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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