『呪術廻戦』榎木淳弥&緒方恵美、「死滅回游」を語る 対峙シーンで“圧倒的な力の差”実感

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2025年12月08日 12:10  オリコンニュース

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アニメ『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』場面カット(C)芥見下々/集英社 (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
 アニメ『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』(公開中)のパンフレットより、虎杖悠仁役の榎木淳弥、乙骨憂太役の緒方恵美の対談インタビューが一部公開された。

【画像】圧倒的な乙骨に険しい表情の虎杖「死滅回游」場面カット

  『呪術廻戦』は、ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、主人公の高校生・虎杖悠仁が、呪いをめぐる戦いの世界へと足を踏み入れるダークファンタジー。2018年3月〜24年9月にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた漫画が原作で、コミックスは累計発行部数1億部を突破。

 テレビアニメ第1期が20年10月〜21年3月に放送され、21年12月には劇場アニメ劇場版 呪術廻戦 0』が公開されると、全世界興収265億円の大ヒットを記録。23年7月〜12月にはテレビアニメ第2期が放送された。そして、シリーズ続編となる第3期『呪術廻戦 死滅回游 前編』が26年1月より放送される。

――『劇場版 呪術廻戦 0』の主人公だった乙骨が、「死滅回游」でいよいよ本格的に本編に登場しますが、お2人はどのようなお気持ちで乙骨の登場話を迎えましたか?

榎木:虎杖としては乙骨とは面識がないんですよね。だから、最初は「誰だろう?」という感じでしたが、名前を聞いて「ヤバい人が来た」と合点がいくわけです。でも、主人公同士の戦いというのは熱い展開なので、僕は収録が楽しみでした。

緒方:『0』の収録のときはただただ必死だったんですよ。最初に予告編のために一言だけのセリフを録ったんですが、そのときに「『あっ! 乙骨の声だ』と一発でみんなにわかるようなセリフをください」と言われて、どうしようかなと(笑)。本編の収録に入ってからも、乙骨は1本の映画の中でかなりのスピードで成長していくので、「それを成立させられる人格とは?」というところを探っていきました。それでもなかなかOKが出なくて、かなり苦戦した記憶があります。でも、2期の最終話ではすんなりOKになったので少し拍子抜けしたんですよ。

榎木:OKが出なければ不安になるし、すんなりと出てしまうと、それはそれで不安になる。“役者あるある”ですね。

――冒頭1話では乙骨と虎杖の激しいバトルが展開されますが、2人のバトルシーンを演じてみていかがでしたか?

緒方:虎杖くんの死を偽装するためとはいえ、一度は心臓を止めなければいけないので、乙骨はどうやって殺そうかを冷静に考えながら動くターン。「速いな」というモノローグがあったり、相手を分析しながら戦っていたと思うので、虎杖の戦い方を探りつつ隙をうかがいつつ。

榎木:失敗したときのことは考えていなかったんですかね。

緒方:あまり考えてないんじゃないですかね。

榎木:やっぱり自分の腕に自信があるんでしょうか。

緒方:そういうことなのかな。でも、失敗したときのことを考えているキャラクターは『呪術廻戦』にはあまりいないような気がするけど。

榎木:確かに「やってやれ!」と勢いで攻めるキャラクターが多いですよね。バトルシーンに関しては、僕らは「フッ」とか「ハッ」といった音をあまり入れずに、絵に任せている部分が多いなという印象があります。特に乙骨は格上なので。

緒方:強い方はあまり入れられないよね。やられる方はちょっとだけ。

榎木:そうですね。圧倒的な差があるので虎杖は少し入れました。ただ、収録している段階ではオンエア時のような絵はまだ完成していないので、逆にどういう絵になるんだろうと楽しみにしながらやっていましたね。

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