12日〜13日の近畿は強い冷え込み 市街地でもマイナス予想 気温の急低下に注意

0

2025年12月08日 12:21  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

写真

近畿地方では、この先の1週間は3日おきに寒気が流れ込み、日ごとの寒暖差が大きくなるでしょう。12日(金)の日中は真冬並みの寒さになる所があり、13日(土)の朝は市街地でも氷点下の冷え込みになる見込みです。服装選びや体調の管理にご注意ください。

3日おきに寒気が流れ込む 日ごとの寒暖差が大きい

画像A

この先の1週間の予想天気図をみると、「高気圧に覆われる→低気圧や前線が通過する→冬型の気圧配置になる」を短い周期で繰り返す見込みです。近畿地方の上空には3日おきに寒気が流れ込むでしょう。
まず、今日8日の夜から明日9日にかけて、寒気が流れ込む見込みです。寒気の強さはそれほど強くありませんが、明日の日中は今日に比べると大幅に気温が低くなるでしょう。

次は12日(金)頃です。平地でも雪を降らせるほどの寒気が、近畿の南部まで流れ込む見込みです。12日は冷たい季節風が吹いて、ぐっと寒さが厳しくなるでしょう。

14日(日)の午後〜15日(月)にかけても、強い寒気が流れ込む予想です。まだ寒気の強さの程度や、寒気が流れ込むタイミングの予想が変わりやすくなっています。最新の情報にご注意ください。

なお、12日(金)と15日(月)頃は北部や山沿いを中心に雪の降る所があり、平地でも雪の降る可能性があります。最新の情報で確認するようにしてください。

最高気温の予想 12日(金)は真冬並みの寒さの所も

画像B

最高気温の予想です。
明日9日は、今日8日に比べて大幅に低くなり、近畿の北部を中心に風が冷たいでしょう。
10日(水)は寒さが和らぎ、11日(木)は15℃以上になる所が多くなる見込みです。ただ、12日(金)は8℃前後の所が多く、真冬並みの寒さになる所もあるでしょう。
11日(木)〜12日(金)にかけては、気温が一気に下がるため、服装選びにくれぐれもお気をつけください。
厳しい寒さは一時的で、13日(土)と14日(日)は12℃前後まで気温が上がりますが、15日(月)は再び寒さが厳しくなる可能性があります。

最低気温の予想 12日(金)夜〜13日(土)朝は強い冷え込みに

画像C

最低気温も、日ごとの変化が大きい見込みです。
注意が必要なのは、12日(金)の夜から13日(土)の朝にかけてです。上空に流れ込む寒気や放射冷却の影響で、強い冷え込みになるでしょう。13日(土)の朝は、奈良市でマイナス2℃、彦根市ではマイナス1℃まで気温が下がり、今シーズン初めての冬日(最低気温が0℃未満の日)となりそうです。
空気の乾燥しやすい状況も続きますので、体調の管理にご注意ください。

    ニュース設定