
気象庁は、午後11時15分ごろに青森県で最大震度6強を観測した地震について会見を行い、「今後、さらに強い揺れが発生するおそれもある」として注意を呼びかけました。
気象庁によりますと、この地域では過去に大地震が発生してから1週間程度の間に、同じ程度の地震が続発したことがあるということです。
気象庁の担当者は「1週間程度、特に今後2〜3日間は、今回の地震と同じ最大震度6強程度の地震に注意してほしい」としたうえで、「場合によっては、さらに強い揺れを伴う地震が発生する可能性もある」として注意を呼びかけています。
さらに、「揺れが強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている」として、今後の地震活動や雨の状況に十分注意するとともに、やむを得ない事情がなければ危険な場所に立ち入らないよう呼びかけています。
また、現在発表されている津波警報については、「津波は繰り返し襲ってくる。警報が解除されるまで安全な場所から離れないで」としています。
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そのうえで、この先の解除などの見通しについては「今後の見通しを示すのは難しい。しばらくの間、様子を見たい」としています。
先月9日にも三陸沖でM6.9の地震が発生し津波が観測されていますが、この地震と今回の地震の関係については「震源の距離が200キロ以上離れているので、直接の関係はないと考えている」としています。

