
AKB48の劇場公演デビューから20年を迎えた8日、秋元康氏(67)、OG高橋みなみ(34)指原莉乃(33)と現役メンバー倉野尾成美(25)小栗有以(23)伊藤百花(22)がAKB48劇場で取材に応じた。
秋元氏、高橋、指原が、21年目を踏み出す現役メンバーに直接金言を届けた。高橋は「もっと自信を持って。あの時代はともちん(板野友美)が勝手に茶髪にしたり。わがままではなく、意思を持った意見を通す」と語り、指原は「個人の性格にギラギラ感が入ると、より熱いグループに」とさらなる貪欲さを求めた。秋元氏は「AKB48という確固たるものに合格して一段落しているところがある」とし「AKBらしさというのが一番危険」と警鐘。「踏襲していたら何も変わらない。今のメンバーが、私たちがAKBらしさだ」と示すべきだと説いた。
貴重かつ胸に刺さる言葉に小栗は「ここが足りなかったんだなって明確に見えた」と思わず涙。倉野尾、伊藤も唇をかみしめた。そんな後輩の姿に「これ(涙)はステージでやっていい。全部出していい」と高橋が優しくアドバイス。21年目は良い意味で感情的になることが鍵になりそうだ。
最後に秋元氏が、日本レコード大賞作詩賞を受賞した指原に「ぜひ書いていただきたい」と、今後のAKB48の楽曲の作詞を依頼。「(歌詞が)良ければ表題に。指原の作詞力は相当ですよ」と、全幅の信頼を持って託す。指原は「AI秋元康に勝てるようにがんばります」と意気込んだ。【寺本吏輝】
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