伊集院光、冠ラジオ冒頭で地震情報伝え「申し訳ない、いつものトーンでバカなラジオを」番組進行

タレント伊集院光が8日深夜放送のTBSラジオ「月曜JUNK　伊集院光　深夜の馬鹿力」（月曜深夜1時）に生出演。8日午後11時15分ごろ、青森県八戸市で震度6強の地震が発生する中、番組冒頭で地震情報を伝える特別編成で生放送を行った。

番組冒頭、通常のジングルが始まらない中、伊集院は「ここまで入ってる情報を」などと切り出し、同局のニュースデスクが地震情報を読み上げた。その上で伊集院は「こういう日にこういうことを言うのが正しいかは分からないんですけど、TBSではなく、なるべく近いラジオ放送をお聴きいただいた方が情報が濃いものがあると思います」と語った。そして「CM明けたら、申し訳ない、いつものトーンでバカなラジオをやらせていただきます」と宣言した。

気象庁によると、震源は青森県東方沖で震源の深さは54キロ。地震の規模はマグニチュード（M）7・5。気象庁は北海道太平洋沿岸中部から青森県、岩手県に津波警報を出し、岩手の久慈港で70センチを観測するなど各地に津波が到達した。9日未明、いずれも津波注意報に切り替えた。気象庁は、巨大地震の発生可能性が平常時より相対的に高まったとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表した。