画像提供:マイナビニュースLIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」は12月5日、「LIFULL HOME'Sマーケットレポート 2025年11月(東京/中古価格動向)」を公開した。同サービスに掲載された物件データとユーザーの反響データを月次で集計して取りまとめた。
ファミリー向き中古マンションの東京23区の掲載価格は1億822万円(前年同月比146.0%)で、過去最高を更新し、20か月連続の上昇となった。ユーザーが問い合わせた反響価格も7,020万円(同113.2%)で、初めて7,000万円を超え過去最高を記録した。
東京都心6区(千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区、文京区)ではさらに高騰し、掲載価格は1億7,305万円(同148.2%)、反響価格は1億1,073万円(同120.8%)で、いずれも過去最高を更新している。
東京都下(23区を除く東京都)の掲載価格も3,600万円で過去最高を更新したが、23区との価格差は7,000万円を超え、都心部が平均価格を大きく引き上げている。
シングル向き中古マンションも価格上昇が続いており、東京23区の掲載価格は6,536万円(同138.4%)で過去最高を更新し、11か月連続で上昇した。東京都下でも2,336万円で過去最高を更新している。
中古一戸建ても価格上昇傾向にあり、東京23区の掲載価格は9,172万円(同116.4%)で過去最高を更新した。東京都心6区は1億2,110万円、東京都下も3,873万円で過去最高を更新している。(フォルサ)