
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が9日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。青森県の地震を受けて発令された「後発地震注意情報」をめぐり、今後大きな地震が発生する可能性について専門家に質問した。
8日午後11時15分ごろ、青森県東方沖で発生した震度6強の地震を受け、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発令。今後発生する可能性がある大きな地震への警戒を呼びかけるもので、22年の運用開始以降初めて発表となった。
番組には、自身の専門家として京都大学防災研究所の西村卓也教授がリモート出演。玉川氏が「後発地震の確率はどれくらいと見積もられていますか?」と質問すると、西村氏は「世界でマグニチュード7クラスの地震があった時に、さらに大きい地震が来た事例を調べて確率を計算している」とした上で「大体100回に1回。確率としては、1%ぐらいの可能性で今後1週間の間に地震が来る可能性がある」と説明した。
玉川氏が「100回に1回でも(確率が)高いってことになるわけですね」と意外そうにすると、西村氏は「通常の場合ですと、大体1週間の間に大きい地震が起きる可能性は0・1%。すなわち1000回に1回ぐらいの可能性。そういうものに比べると、今回地震が起きたことによって10倍ぐらいの可能性に高まっているということ」とし「普段よりは地震に対する備えを確認してほしい」と注意喚起した。
玉川氏は「10倍か…」と驚きつつ「100回に1回っていうと少ないような…」と印象を語ると、進行のフリーアナ羽鳥慎一は「普段は1000回に1回という状況が、危険度が高まりましたと気象庁の人が言っているということですね」と付け加えていた。
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