危険運転致死傷罪の見直しに向け数値基準の試案示す 法務省

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2025年12月09日 11:38  TBS NEWS DIG

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危険運転致死傷罪の見直しに向けた議論を進めている「法制審議会」で、法務省はきょう、数値基準の試案を示しました。

法務大臣の諮問機関「法制審議会」の部会では、悪質な運転による死傷事故を適正に処罰するため、危険運転致死傷罪の見直しに向けた議論を進めています。

これまでの部会では、適用の曖昧さを解消するために「飲酒運転」と「高速度」で数値基準を設けるかどうかなどが議論されていましたが、法務省はきょう開かれた部会で数値基準の試案を示しました。

試案によりますと、「飲酒運転」では血中のアルコール濃度が「1.0ミリグラム以上」、呼気のアルコール濃度が「0.5ミリグラム以上」としました。

また、「高速度」では、▼最高速度が60キロを超える道路では、最高速度に加えて「60キロ」、▼最高速度が60キロ以下の道路では、最高速度に加えて「50キロ」とし、それぞれの数値基準を超えれば、危険運転致死傷罪の適用範囲とするとしています。

部会では今後、この試案をもとに意見をとりまとめる議論が行われる予定です。

一方、部会では「ドリフト走行」についても議論していて、危険運転致死傷罪の対象とする方針です。

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  • 飲酒運転の時点で、殺人未遂。 人を巻き込んだら、殺人で良い。
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