
プロ野球の現役ドラフトが9日に実施される。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する狙いで22年から始まり、今年で4回目となる制度。来季球団初のセ・リーグ連覇を狙う阪神の放出、獲得は気になるポイントだ。
現状、阪神の支配下選手は計57人。投手26人、捕手8人、内野手14人、外野手が9人の分布となっており、今秋のドラフト会議では投手2人、内野手2人、外野手1人を指名した。ポジション別では外野手や捕手が若干少ない分布となっているが、今季は捕手登録の中川や内野手登録の高寺、熊谷が左翼で出場することも少なくなかった。
一方で年齢別で選手を分けると10代が1人、20代前半が25人、20代後半が15人、30代が16人の分布となっている(20〜25歳を20代前半とした場合)。捕手の20代後半が栄枝裕貴捕手(27)のみだった。中堅世代にあたる20代後半の世代がやや少なくなっていることが分かる。今オフに球団はトレードで日本ハムの伏見寅威捕手(35)を獲得し、チーム野手最年長となった。
実績か、ポジションか、年齢か。阪神の選択に注目が集まる。
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