【阪神】きょう現役ドラフト 実績組、ドラ1痛みともなう放出でがっちり補強

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2025年12月09日 11:58  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

【イラスト】阪神の現役ドラフトの対象になりえる選手

プロ野球の現役ドラフトが9日、実施される。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する制度で、22年に始まって今年で4回目。


各球団は事前に対象選手を提出。他球団から集めた獲得希望選手の総数が多い順に、12球団の「暫定指名順位」が決まるため“人気選手”を出せば、希望の選手を獲得できる可能性が高くなる。


阪神は実績のある選手、かつてのドラ1を放出する代わりに、補強ポイントにがっちりはまる選手を獲得してきた。


22年は同年45試合に出場していた陽川尚将内野手(34)を出し、西武が獲得。阪神はソフトバンクから大竹耕太郎投手(30)を獲得し、翌23年に12勝2敗と大戦力になった。


23年は17年ドラ1右腕の馬場皐輔投手(30)を出して、巨人が獲得。阪神はオリックスから漆原大晟投手(29)を獲得すると、38試合に登板し1勝4敗5ホールドとリリーフの一角を担った。


24年は浜地真澄投手(27)を出してDeNAが獲得し、阪神は巨人から畠世周投手(31)が加入。「右手中指のコンディション不良」でシーズンは出遅れるも、9月上旬からポストシーズンにかけて1軍戦力となった。


痛みをともないながらも人気が予想される選手を放出して、希望選手を獲得する可能性を上げるか。今年も注目だ。

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