
カーリングのミラノ・コルティナオリンピック™世界最終予選が日本時間9日に行われ、8大会連続五輪出場を目指す女子日本代表(世界ランク5位)がトルコ(同12位)に10−5で勝利し、上位3チームで争うプレーオフ進出を決めた。
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第1エンドで2点を先取した日本だったが、続く第2エンドでトルコに3点を与えてしまい1点を追う展開に。しかし第3エンドでスキップの吉村紗也香(33)が円の中心にあるトルコのストーンはじくヒットエンドロールで3点をもぎとり再逆転。第4エンドを無失点で抑えると、第5エンドで1点をスチールし6−3で前半を折り返した。
後半最初の第6エンドでは吉村が2投目をドローショットでしっかりと第1ストーンを置き、トルコにプレッシャーを与えた。これを後攻のトルコは決められず、さらに日本は2点を追加し8−3と5点のリード。第7エンドでは大量失点の可能性もあったが、サード小野寺佳歩(34)がダブルテイクアウトで阻止し、2失点にとどまった。第8エンドで日本が2点を追加し、10−5で試合はコンシード。日本はここまで負けなしの5連勝で、プレーオフ進出を決めた。
試合後、腰痛を抱える小野寺は「腰の状態も良くなってきて、どんどんパフォーマンスも上がってこられると思うので、プレーオフを見据えてどんどん状態を上げていきたい」と笑顔を見せ、「予選2試合残っているので、さらに良い試合を重ねてプレーオフに向けて頑張っていきたいと思います」と話した。
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