【カーリング】韓国撃破!日本代表SC軽井沢ク3勝1敗の2位に 一挙4点で山口剛史ら雄たけび

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2025年12月09日 12:04  日刊スポーツ

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笑顔を見せるスキップ山口(撮影・飯岡大暉)

<カーリング五輪最終予選:日本8−5韓国>◇8日(日本時間9日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ



【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】カーリングの26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選で、男子日本代表SC軽井沢クラブが3連勝した。韓国に8−5で勝利し、3勝1敗となった。


第1エンド(E)に2点を奪われたが、第5Eにフォース柳沢李空(24)がラストショットで相手の石2つをはじき出すダブルテイクアウトを披露。一挙4点を追加し、スキップ山口剛史(41)らは雄たけびをあげて喜んだ。5−3で前半を折り返し、第8Eにも2点を加えた。第9Eで韓国が負けを認めた。


山口は「今日も自分たちから崩れなくて、我慢して我慢してチャンスを待つことができた」と振り返った。第5Eで感情を出した場面については「チームがファイヤーモードになってきた。自分たちらしさが、この世界の舞台でも出せていることがすごくうれしい」と喜んだ。


セカンド山本遵(19)が復帰し、いつもの4人で臨んだ。前日のポーランド戦でリザーブ臼井槙吾(31)と途中交代していたが「昨日の試合で少し膝に違和感があって」と右膝の負傷だったことを告白。その夜の練習で問題なく膝を動かせることを確認し、氷上に戻ってきた。


「今日の試合は、臼井選手、チームメイトに対しての、いわゆる禊ぎというか。自分のプレーで感謝を伝えないといけないなと。スイープ、ショットでも、チームに対して少しでも貢献できたと思う」と誇った。


7大会連続五輪出場中の女子に対し、男子は自国開催の98年長野、18年平昌の2回のみ。今大会を勝ち抜き、2大会ぶり3度目の五輪を目指している。初日は強敵米国に敗れたものの、オランダ、ポーランドに続き韓国も破った。


3チームが進むプレーオフに向け、半分を折り返して2位につける。中国が4勝で単独首位に立ち、日本と米国が3勝1敗で並んでいる。


次戦は8日午後7時(9日午後0時)からフィリピン(38位)と対戦する。


◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位


7日午前2時 2●5米国(6位)


7日午後0時 7○5オランダ(13位)


8日午前7時 10○7ポーランド(33位)


9日午前2時 8○5韓国(12位)


9日午後0時 フィリピン(38位)


10日午前7時 ニュージーランド(19位)


11日午前2時 中国(9位)


11日午後0時 PO(1):予選1位×2位


12日午前8時 PO(2):(1)敗者×予選3位

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