
■MLBウインターミーティング2日目(9日、フロリダ州オーランド)
MLBのウインターミーティング2日目、パドレスのC.スタメン新監督(41)が会見に登場、右ひじを手術したダルビッシュ有(39)について「日々積み重ねる努力、明晰な思考、そして細部まで行き届いた取り組み方を見れば、この怪我から必ず復帰する」と語った。
2024年から2年間チームを率いていたM.シルト監督(57)が辞任し、スタメン新監督が就任した。2017年から2022年まで6年間パドレスで中継ぎ投手としてプレー、21年、22年はダルビッシュとも一緒にプレーした。
10月に右ひじのじん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、26年シーズンは全休し、27年シーズンでの復帰を目指す2歳下のダルビッシュについて来季のチームに関わるかと問われると「かなり関わると思うよ」と答えた。
「特に彼とランディ・バスケス(投手)は非常に親密な関係なんだ。ランディは“ダルビッシュが毎日メッセージを送ってくる”と言ってた。昨季、ダルビッシュはランディのシーズンにおいて非常に重要な役割を果たした。試合の戦略立案や身体のケア方法を通じて、シーズンが進むにつれてランディの状態が向上していったんだ。彼はランディだけでなく、チーム全体、特に投手陣にとって大きな戦力となるだろう」とチームには欠かせない存在だと口にした。
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ダルビッシュの復活には「ダルビッシュ有なら何だってやりかねない。彼は野球界で数えきれないほどの偉業を成し遂げてきた。あらゆる投手の投球を模倣できる。左腕でブルペン投球もでき、左腕でカーブも投げられる。彼は驚くべき人間だ。長年にわたり素晴らしい野球選手であり続けている。彼が日々積み重ねる努力、明晰な思考、そして細部まで行き届いた取り組み方を見れば、この怪我から必ず復帰するだろう」と力強く宣言した。
