
巨人坂本勇人内野手(36)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み「すいません」と金額は明かさずも、単年契約でサインした。
プロ19年目の今季は、もがき苦しみながらも新境地を開拓した。3月28日のヤクルトとの開幕戦(東京ドーム)では「6番三塁」でスタメンに名を連ねるも、5打数無安打。今季初安打は12打席目だった。シーズン序盤は打撃不振が続き、5月までに2度の2軍落ちも味わった。
それでも、6月10日に約1カ月ぶりとなる1軍復帰を果たすと、同日のソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で2安打1打点。同24日のロッテ戦(ZOZOマリン)では待望の今季初本塁打を放った。
後半戦からは“代打の神様”として勝負強い打撃を披露した。今季の代打成績は19打数6安打1本塁打11打点。打率3割1分6厘の好成績を残した。9月13日の阪神戦(東京ドーム)では9回1死二、三塁から代打で登場。サヨナラとなる中前2点適時打を放ち、チームを勝利に導いた。
来季は節目のプロ20年目を迎える。チーム最年長だった長野久義氏が今季限りで現役を引退。26年シーズンは幼なじみの田中将大投手(37)と並んで最年長となる見込みとなった。12年以来の日本一に向けて、レジェンドがチームを引っ張っていく。(金額は推定)
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