
旧統一教会は田中富広会長が辞任すると発表しました。
旧統一教会をめぐっては、安倍晋三元総理が殺害された銃撃事件をきっかけに「高額献金」などの問題が改めて注目され、東京地裁は今年3月、「信者によって行われた不法な献金行為で甚大な被害が生じた」などとして教団に解散命令を出しています。
教団側はこの決定を不服として即時抗告していますが、東京高裁での審理も先月(11月)、教団側が最終主張書面を提出して終結し、東京高裁は今年度内にも解散命令の是非を判断する可能性があります。
こうした中、旧統一教会はSNSやホームページで、きょう(9日)開かれた役員会で田中富弘会長が辞任したと明らかにしました。
田中氏は2020年に会長に就任し、一連の問題に対応してきました。
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次の会長には、堀正一・元副会長が就任するとしています。
教団はきょう(9日)午後4時から都内の教団本部で記者会見を開き、経緯を説明するとしています。
