
【写真】永瀬廉のふん装ビジュアル
本作は、嘘と真実が入り乱れ、日曜劇場史上類を見ない怒とうのスピードで展開する“エクストリーム・ファミリーサスペンス”。
妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸(鈴木)は、自らの潔白を証明し真犯人を見つけ出すため“愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂の顔に変わる(=リブートする)”という決意をする。
このたび、鈴木演じる2人の主人公と合六亘(北村有起哉)の闇組織をつなぐ連絡役、そしてそのバディを演じるキャスト2名が解禁。
行き場のない子どもを救うNPO法人の職員という表の顔を持つ一方、裏では合六の直属の部下として合六の仕事の実行役を担う冬橋航に永瀬廉。冬橋は儀堂への連絡係も担当していて、合六の命令に背いていないか監視も行う。永瀬のTBS連続ドラマおよび日曜劇場への出演は、2023年4月期の『ラストマン−全盲の捜査官−』以来となる。もがき苦しむ主人公と様々な局面で対峙する今回の役をどう表現するのか注目だ。
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冬橋と霧矢は合六の命令で儀堂を監視することになり、儀堂にリブートした早瀬に密接に関わっていく。それは同時に、早瀬の違和感に近づいていくことになる。はたして、この2人は味方なのか敵なのか。リブートした早瀬は、彼らを利用して真実にたどり着くことができるのか――。
永瀬は「僕が演じる冬橋は、今まで演じた役の中で一番バイオレンスな部分を持っています。しかし、ただ暴力を振るうだけでなく、そこには内に秘めた悲しい気持ちや、ある目的があり、ただの悪ではない、葛藤を持った人間として描かれています。彼だけではなく、登場人物それぞれに正義があるのがこの『リブート』という作品です」と役柄や作品を説明。
主演の鈴木について「亮平さんはとても頼りになる方で、一つ一つのシーンに一切の妥協をしない姿勢が本当に魅力的でした」と明かし、「個人的に注目していただきたいのは、冬橋と早瀬との関係性の変化です。回を重ねるごとに、2人の関係性や冬橋のスタンスが変化していく様子は、僕自身も演じていて非常にやりがいを感じました」とコメント。
藤澤は「不器用ながらも霧矢には霧矢なりの愛情が強くあり、そんな心情が垣間見えるところにグッと来ます。そんな事を大切にしながら、霧矢を精一杯演じさせていただきました」と振り返り、「この作品の大事なテーマは『家族愛』です。この物語にも様々なかたちの家族があります。それぞれの愛と信念が交差していき、時にぶつかり、時に混ざり合う。そういった部分での、駆け引きの緊張感を楽しんでいただけるのではないかと思います」と語る。
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そして「永瀬さんには、胸の奥に秘めた野望と信念を抱え、感情を押し殺しながらもがき続ける役をお願いしました。静と動が交錯する複雑な人物であり、その内側の感情が溢れ出し、やがて爆発していくとても難しい役ですが、以前ご一緒した永瀬さんなら必ず表現できると確信して、彼をイメージして作り上げたキャラクターです。一方の藤澤さんには、持ち前の空気を明るく照らす力をそのままに、裏の仕事に身を置きながらも不思議と陰に沈まない役を演じていただきました。リアリティと軽やかさを併せ持つそのキャラクターは、まさに藤澤さんにしか到達できないものです」と、キャスティングの理由を語った。
日曜劇場『リブート』は、TBS系にて2026年1月より毎週日曜21時放送。
※追加キャスト、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■永瀬廉(冬橋航役)
また日曜劇場に呼んでいただけて本当に嬉しく、身が引き締まる思いでした。脚本の黒岩さんが書かれた台本はとても面白く、全体的にダークな雰囲気が漂い、複雑に絡み合ったストーリー展開なので、最初は「自分の役をどう演じようか」と考えることも忘れるほど夢中になってしまい、読み進めるうちに自然と物語の世界へ入り込んでいました。
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亮平さんはとても頼りになる方で、一つ一つのシーンに一切の妥協をしない姿勢が本当に魅力的でした。尊敬できる部分ばかりで、共演を通して多くのことを、その大きな背中を見ながら学ばせていただきました。体格差がある分、亮平さんの持つ圧倒的なオーラや威圧感に負けないよう、冬橋としてしっかり面と向かって怯まずにいられるよう、気持ちの強さを大事にしながらお芝居をさせていただいていますので、見守っていただければ幸いです。
物語は怒涛の展開が続き、毎回思わず息をのむ瞬間があります。何度観ても楽しめる作品になっているので、1回目は推理しながら観ていただいて、次は全ての真相を分かった上で、このときの行動はこういうことだったんだ! と登場人物1人1人にフォーカスを当てて観ていただけると、より深く楽しめる作品になっています。
個人的に注目していただきたいのは、冬橋と早瀬との関係性の変化です。回を重ねるごとに、2人の関係性や冬橋のスタンスが変化していく様子は、僕自身も演じていて非常にやりがいを感じました。一秒たりとも見逃せない『リブート』をどうぞお楽しみに!
■藤澤涼架(霧矢直斗役)
初めての連続ドラマ出演が日曜劇場でとても光栄です。台本の読み方から学びつつ、お話を読み進めていきました。全体的にシリアスで、誰が味方で誰が敵なのか疑い深く考察したりと、ページをめくるごとに息を呑むシーンばかりで惹き込まれる一方でした。
そんなダークな空気感の中でも僕が演じる霧矢は他の登場人物に比べて少し抜けているというか、力みが無い感じがどこか安心するような…。でもそれすらも、何か裏を持っているような…。僕自身読み進めていく中で、霧矢の内側に迫っていくのが、終盤まで非常に難しかったです。
不器用ながらも霧矢には霧矢なりの愛情が強くあり、そんな心情が垣間見えるところにグッと来ます。そんな事を大切にしながら、霧矢を精一杯演じさせていただきました。あたたかく見守っていただけると幸いです。
鈴木亮平さんは、右も左も分からず体当たりで臨んでいた僕にいつも親身にアドバイスを下さり、本当に有り難かったです。演技に対しての情熱、そして現場の空気感を大切にされている亮平さんのもとで初の連続ドラマに出演できた事に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
シリアスなシーンが沢山ありますが、何よりもこの作品の大事なテーマは「家族愛」です。この物語にも様々なかたちの家族があります。それぞれの愛と信念が交差していき、時にぶつかり、時に混ざり合う。そういった部分での、駆け引きの緊張感を楽しんでいただけるのではないかと思います。
■東仲恵吾(プロデュース)
新たに、主人公の運命に深く関わる2人のキャストが発表されました。彼らが演じるのは“等身大の若者”。苦悩し、葛藤しながらも、今を必死に生き抜く存在です。性格は対照的でありながら、互いが欠けると成立しない。そんな唯一無二のバディでもあります。
永瀬さんには、胸の奥に秘めた野望と信念を抱え、感情を押し殺しながらもがき続ける役をお願いしました。静と動が交錯する複雑な人物であり、その内側の感情が溢れ出し、やがて爆発していくとても難しい役ですが、以前ご一緒した永瀬さんなら必ず表現できると確信して、彼をイメージして作り上げたキャラクターです。
一方の藤澤さんには、持ち前の空気を明るく照らす力をそのままに、裏の仕事に身を置きながらも不思議と陰に沈まない役を演じていただきました。リアリティと軽やかさを併せ持つそのキャラクターは、まさに藤澤さんにしか到達できないものです。
この二人が加わったことで、物語の中に新たな躍動と温度が立ち上がり、バディとしての存在感が一気に輪郭を持ちはじめました。愛おしくも切ない二人の関係性。そして、彼らが主人公の“敵”となるのか、“味方”となるのか。ぜひご期待ください。

