【カーリング】日本代表SC軽井沢クが2敗目…山口剛史「崖っぷち」 フィリピンに7−9

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2025年12月09日 17:03  日刊スポーツ

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叫びながら指示を出す男子日本代表のスキップ山口(撮影・飯岡大暉)

<カーリング五輪最終予選:日本7−9フィリピン>◇8日(日本時間9日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ



【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】カーリングの26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選で、男子日本代表SC軽井沢クラブが2敗目を喫した。フィリピンに7−9で敗れ、3勝2敗となった。


第3エンド(E)に3点スチールを許した。第4Eに3点返し、第8Eに2点スチール。しかし第9Eに2点を返され、最終第10Eは難しい状況に持ち込まれて1点スチールで突き放された。


リード小泉聡(37)は「1、2エンド目でみんな気持ちが入ってなかった。集中してなかった。もったいない」と悔やんだ。


フォース柳沢李空(24)は「前半3点スチールされたところでちょっと雰囲気が悪くなったが、その後立て直して、自分たちで盛り上げていけた。あとは本当にショットを決めるだけ」と切り替えた。


3チームで行われるPOへ痛い2敗目。5連勝の中国がPO進出を決め、4勝1敗で米国が続く。日本、オランダ、フィリピンが3勝2敗で並んでいる。


セカンド山本遵(19)は「人生をかけてここに来ている。決してこの負けという結果から逃げずに、しっかりとこの2敗を背負って、残り2戦、POと戦い抜きたい」と思いを明かした。


7大会連続五輪出場中の女子に対し、男子は自国開催の98年長野、18年平昌の2回のみ。今大会を勝ち抜き、2大会ぶり3度目の五輪を目指している。


厳しい状況に置かれたが、スキップ山口剛史(41)は「崖っぷちだが、気にせずにやるべきことをやっていく」と見据えた。


次戦は9日午後2時(10日午前7時)からニュージーランド(19位)と対戦する。


◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位


7日午前2時 2●5米国(6位)


7日午後0時 7○5オランダ(13位)


8日午前7時 10○7ポーランド(33位)


9日午前2時 8○5韓国(12位)


9日午後0時 7●9フィリピン(38位)


10日午前7時 ニュージーランド(19位)


11日午前2時 中国(9位)


11日午後0時 PO(1):予選1位×2位


12日午前8時 PO(2):(1)敗者×予選3位

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