“中に具材を入れて焼いた円形の厚焼き和菓子”を何と呼ぶ?勢力図 ニチレイフーズはこのほど、“中に具材を入れて焼いた円形の厚焼き和菓子”を何と呼ぶのかを調査し、47都道府県別の“勢力図”を公開した。
【画像】あずきあんだけじゃない…今川焼、今後食べたい味 “中に具材を入れて焼いた円形の厚焼き和菓子”は、今川焼・大判焼き・回転焼きなどの呼び方があり、地域による違いがある。ニチレイフーズは、1万4057人を対象にした調査結果から、47都道府県ごとに最も多く使われている呼び方を集計し、その分布を一目で確認できる“勢力図”を作成した。
「今川焼」が最多19エリアを制したことから、この“勢力図”を「今川焼の勢力図マップ」と命名した。
次いで「大判焼き」が15エリア、「回転焼き」が9エリアだった。山形県の「あじまん」や、兵庫県の地元になじんだ固有のブランド名など、狭いエリアだけで使われている呼び方もあった。また、エリアによっては複数の呼び名を使っていた。
全国では、「今川焼」が8508票と、約6割の人が使っていた。大判焼きが7309票、回転焼きが3646票。兵庫で地元になじんだ固有のブランド名の全国での総得票数は1500票だったほか、「太鼓饅頭/太鼓焼」「じまん焼き「二重焼き」「円盤焼き」などエリアトップをとれなかった呼び方も見られた。
地方別の勢力をみると、関東、北陸地方は「今川焼」が強く、近畿地方は「今川焼」と「回転焼き」の争いに地元に馴染んだ固有のブランド名も加わって拮抗した。中国、四国地方では「大判焼き」、九州地方では「回転焼き」が大勢を占めた。
このほか、ニチレイフーズの「今川焼」について、“今後食べたい味ランキング”やアレンジなどについても調査・発表した。