
<現役ドラフト>◇9日
広島は9日、現役ドラフトで楽天辰見鴻之介内野手(25)を獲得した。今年は2巡目での指名はなかった。
辰見は今季、7月に育成選手から支配下選手登録されたものの、1軍出場はなかった。それでもイースタンリーグで31盗塁を記録し、盗塁王を獲得。成功率8割6分1厘のスピードと盗塁技術を評価された。山根編成部長は「身体能力の高さを買って、指名させてもらいました。(代走の切り札)羽月を先発出場したときに走る選手がいないと思い、走れる選手が欲しいなと。(体の)線は細いんですけど、足の速さは教えられるものじゃない。これはちょっとずばぬけてた。羽月を押しのけてでも(出番がある)と見ています」と機動力に大きな期待を寄せた。
移籍が決まった辰見は「あるかなと思っていたので、驚きはありませんでした。3年間、たくさん応援していただいた東北のファンの皆さんには感謝しかありません。1軍で活躍する姿をお見せできなかったのが本当に悔しいです。次の場所で活躍することが皆さんへの恩返しになると思うので、広島に行っても応援してください」とコメントした。
広島からは大道温貴投手(26)がヤクルトへ移籍することが決まった。現役ドラフトでは昨年の矢崎に続き、2年連続で広島からヤクルトへの移籍となった。
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