溝口勇児氏 キャバ嬢オーディション新番組「LAST CALL」発表「業界への理解が進めば」

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2025年12月09日 20:34  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

「LAST CALL」制作発表会で握手を交わすおちまさと氏(左)と溝口勇児氏(撮影・清水貴仁)

起業家で経済エンターテインメント番組「REAL VALUE」CEO溝口勇児氏(41)と、“ホスト界の帝王”こと実業家タレントのROLAND(ローランド=33)が9日、都内で行われたダブルMCを務めるYouTube配信のキャバクラ嬢オーディション番組「LAST CALL」制作発表会見に出席した。


人生を変えたい女性を現役トップキャバ嬢らが審査してデビューへと導くもので、合格者にはSBC湘南美容クリニックで最大1000万円の美容整形費用なども負担する。“キャバ嬢のスター誕生”を掲げ、溝口氏は「キャバクラ業界はもちろん、SNSでも見られるコンテンツにしたいなと思っています」と意気込んだ。


溝口氏はこれまで「REAL VALUE」をはじめ、格闘技コンテンツの「Breaking Down」やさまざまな業界の真実に迫る「No Border」などヒットコンテンツを多数生み出してきた。かつて自身が初めて起業した際も「いかがわしいとか怪しいとかいろいろと言われて。僕はキャバクラはあまり関心のない世界でしたが、行ってみると誤解されている業界だなと感じた」といい、昨今は容姿のいい女性の中にモデルや女優ではなくキャバ嬢を目指す人が増えていることなどを紹介。「これからこの業界が盛り上がると思っていますし、誤解されている部分も番組によって解決できるんじゃないかと思いました。彼女たちの一挙手一投足を知っていただくことで正しい形でキャバクラ業界への理解が進めばいいなと思っています」と力を込めた。


また、「Breaking Down」では元不良や前科のある者など「過去に過ちを犯した人も多く出ている」と語り「全員には受け入れられないかもしれないですが、少なくとも僕たちぐらいは。一般の会社では働けない人たちも多いかもしれないですが、過ちを犯して二度と立ち上がれない世界もどうなんだと思っています。そういう人でも輝ける、日の目を浴びる場所を作りたい。そういう意味ではキャバクラ嬢も全ての人が選択する世界ではないけど、夢と希望のある世界ではあると思っていて、その良さが伝わればと思います」と掲げた。


合格者は希望するキャバクラでのデビューも全面サポートする。撮影セットなどには地上波番組の「何倍ものお金をかけている」といい、審査では、質問形式のほか、過去に審査員のキャバ嬢たちが受けたセクハラ事案への接客対応審査などもある。溝口氏は「魅力的なコンテンツをどんどん発信して、ニューメディアを作っていきたい」と意気込んだ。


会見には、同番組運営会社のCCOに就任した、「学校へ行こう!」「ガチンコ!」などを手がけたことでも知られる、おちまさとプロデューサーらも登壇した。

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