
カインズが24時間営業の無人の小型店「CAINZ Mobile Store」をオープンします。
【写真で見る】商品や客の動きで自動決済 天井に設置されたAIカメラ
AIカメラが認識・自動で決済埼玉・吉川市の駅前に建てられたコンビニのような店舗。中には…
記者
「食品などが並ぶ一方で、テープやドライバーなど、工具もずらっと並びます」
カインズが11日にオープンする24時間営業の無人の小型店「CAINZ Mobile Store」です。
入り口ではLINEに登録し、決済手段を選択するだけ。QRコードをかざすと入店できます。
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天井に設置されたAIカメラが、商品や客の動きを認識し自動で決済される仕組みです。
ホームセンターが「小型店」を出す理由について…
カインズ 高家正行 社長CEO
「(通常規模の店は)なかなかこれ以上、都市部に出していくのは難しいですから、より都市に近いところにお客様との接点をつくるために、これからも『小型店』は取り組んでいこうかなと」
小さな店は、新たな潮流となりそうです。
「約8割の人件費削減に」 大学内にも無人店舗山形純菜キャスター:
カインズだけでなく、他にも大手が参入しています。
11月にオープンしたドン・キホーテの無人店舗「キャンパスドンキ 桃山学院大店」(大阪・和泉市)は、大学内にあります。学生の声を取り入れ、弁当・文房具・日用品など約600種類の商品が並んでいるということです。
専用アプリで入店し、手に取った商品をAIカメラで認識して、ゲートを通過するだけで決済ができます。
担当者は「約8割の人件費削減に成功」と話していました。
長野・王滝村(人口629人)では、無人販売所「シシ24」が11月にオープンしました。
もとはカレー店でしたが、そこを無人販売所にしていて、冷凍食品などを販売しているということです。
支払い方法は、現金とQRコード決済です。
王滝村では、24時間営業のお店がなく、夜間・早朝の買い物が不便だったそうです。
オープンから1か月ですが、地元の人が多く来店し、売り上げが好調。
これからの時期は、スキー客の需要も見込まれるということです。
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