
米アカデミー賞の前哨戦として知られるゴールデングローブ賞のノミネーションが現地時間8日に発表され、日本発の人気アニメ「鬼滅の刃」の最新作「劇場版『鬼滅の刃』無限城編第一章 猗窩座再来」がアニメ映画賞の候補に選出された。
9月に全米公開された同作は、公開週末3日間で7061万ドルの興行を記録する快挙で首位を獲得。現時点で全世界の興行収入が6億6427万ドルを超えており、日本映画として史上初めて1000億円を突破する歴史的な大ヒットとなっている。
映画部門では、俳優レオナルド・ディカプリオ主演でポール・トーマス・アンダーソン監督がメガホンを取った「ワン・バトル・アフター・アナザー」がミュージカル/コメディ部門の作品賞、ディカプリオの主演男優賞、監督賞を含む最多9部門にノミネートされた。チェイス・インフィニティが主演女優賞、テヤナ・テイラーが助演女優賞に名を連ねているほか、ショーン・ペンとべネチオ・デル・トロが助演男優賞にWノミネートを果たした。
ついでヨアキム・トリアー監督の「センチメンタル・バリュー」が8部門、ライアン・クーグラー監督の「罪人たち」が7部門で候補入りした。
第98回米アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表作に選出された「国宝」はノミネートされなかった。
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授賞式は来年1月11日にビバリーヒルズで行われる。(千歳香奈子通信員)
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