元教え子の敵将は“解任危機”?…ペップが持論「バルサとレアルは監督にとって最も過酷なクラブ」

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2025年12月10日 17:25  サッカーキング

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マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリード戦に臨む意気込みを示した。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すマンチェスター・シティは、リーグフェーズ開幕節でナポリを下して白星発進に成功したが、続く第2節で日本代表FW南野拓実を擁するモナコと引き分け。その後、ビジャレアルとドルトムント相手に連勝するも、前節はレヴァークーゼンに完封負けを喫し、現時点では決勝トーナメントへストレートインできる8位以内に入ることができていない。

 上位進出をかけた第6節で対戦するのはCL歴代最多優勝を誇るレアル・マドリード。リーグフェーズではここまで4勝1敗という成績を収めているが、ラ・リーガでは勝ち点の取りこぼしが目立ち、マンチェスター・シティ戦の結果次第ではシャビ・アロンソ監督の解任に踏み切る可能性があるとも報じられている。両者のCLでの顔合わせは5シーズン連続で、通算対戦成績はレアル・マドリードの6勝4分4敗となっている。

 昨シーズンはラウンド16進出をかけた決勝トーナメントプレーオフで対戦し、レアル・マドリードが3−1で勝利。敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』での雪辱を期すグアルディオラ監督は「昨シーズンは苦戦したが、それ以外は接戦で良い試合だった」と過去の対戦を振り返りつつ、次のように言葉を続けた。

「ケヴィン・デ・ブライネやカイル・ウォーカー、イルカイ・ギュンドアンら伝説を築いてきたビッグネームは去り、ロドリとジョン・ストーンズも明日はいない。初めてベルナベウで戦う選手もいるが、彼らは経験を積まなければならない。欧州の舞台で上を目指すためには経験が必要だ。経験を積み、次も成し遂げられるという確信を得られなければ、強豪と渡り合うことはできない。自分自身とチームとしての実力を証明する絶好の機会だ」

 また、バイエルン時代の教え子であるレアル・マドリードのX・アロンソ監督についても言及。進退問題が浮上している現状について「1年半、いや2年も一緒にいたのだから同情するよ。バルセロナとレアル・マドリードはプレッシャーと環境の面では監督にとって最も過酷なクラブだ。もし私が昨シーズン指揮を執っていたら解任されていただろう。難しい場所だが、彼もそれを理解している。試合に勝つことがすべてだ。彼にはレアル・マドリードの監督として求められることを成し遂げる能力があると思っているよ」と持論を展開した。

 スペインとイングランドの名門によるビッグマッチは日本時間11日の午前5時にキックオフされる。

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