新井宏昌氏が法大先輩の高代延博さん悼む「真面目で、その真面目さから周囲に認められていった人」

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2025年12月10日 20:28  日刊スポーツ

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新井宏昌氏(2023年撮影)

阪神、オリックスなどでヘッドコーチを務めた高代延博(たかしろ・のぶひろ)さんが死去していたことが10日、分かった。71歳だった。


オリックス2軍監督などを歴任した新井宏昌氏(73=野球評論家)が、法大の2年後輩にあたる高代さんをしのんだ。「毎日のように打撃投手を務めて、何球も何球も投げてくれた。本当に真面目で、その真面目さから周囲に認められていった人でした」。学生時代は高代さんの下宿で洗濯機を借りたり、音楽を聴いたり。プロ入り後は南海と日本ハムで対戦。「三遊間にヒットを打てたと思ったら、そこに彼が守っていて、ヒットを阻まれたこともありました。いい選手だし、いい指導者でした」と思い出は尽きなかった。


◆高代延博(たかしろ・のぶひろ)1954年(昭29)5月27日、奈良県生まれ。智弁学園−法大−東芝を経て78年ドラフト1位で日本ハム入団。遊撃手で79年ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)80年ベストナイン。89年広島に移籍し同年引退。通算917試合出場、57本塁打、346打点、打率2割5分6厘。引退後は広島、中日、日本ハム、ロッテ、オリックス、阪神、韓国ハンファでコーチ。09、13年WBC日本代表コーチ。23年1月、大経大硬式野球部の監督に就任。170センチ、73キロ。右投げ右打ち。

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