【カーリング】日本代表SC軽井沢クPO進出、五輪まであと1勝 山口剛史「まだチャンスある」

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2025年12月11日 06:13  日刊スポーツ

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男子日本代表スキップ山口(奥)はストーンを投げる(撮影・飯岡大暉)

<カーリング五輪最終予選:日本9−6中国>◇10日(日本時間11日)◇男子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ



【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】カーリングの26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選で、男子日本代表SC軽井沢クラブがプレーオフ(PO)進出を決めた。


最終戦でニュージーランドに9−6で勝利し5勝2敗。上位3位までのPOへ、3位で駒を進めた。


第2エンド(E)に2点を先制。第4Eはフォース柳沢李空(24)がラストショットでダブルテイクアウトを決めて4点を奪い、雄たけびをあげた。第8Eでも2点を獲得し、第9Eで相手が負けを認めた。


10月に銅メダルを獲得したパンコンチネンタル選手権で2連勝していた得意の相手に勝利。スキップ山口剛史(41)は「まだチャンスがあるということで非常にほっとしている。今までやってきたことを心の底から信じてプレーできた。チームの中でも崖っぷちという感じが全くない。自分たちらしさがずっと常に出ていた」と振り返った。


7大会連続五輪出場中の女子に対し、男子は自国開催の98年長野、18年平昌の2回のみ。2大会ぶり3度目の五輪に向けたラストチャンスに臨んでいる。


POは3チームで行われる。10日午後7時(日本時間11日正午)からの第1戦で1位中国と2位米国が対戦し、勝者が五輪出場。11日午後3時(日本時間12日午前8時)から敗者と3位日本が対戦し、勝てば最後の切符を手にすることができる。


司令塔は「中国かアメリカというのは最初から思っていた。別にどこが来てもいい。とにかく今日みたいな自分たちでしっかりチャンスを作って点数を取るゲームが明日もできればい」とどっしりと構えた。五輪まであと1勝だが「自分たちが思ってる目標に対してはあと1勝じゃない。もっともっと勝ちたい。通過点だと自分は思っている」と明かした。


◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位


7日午前2時 2●5米国(6位)


7日午後0時 7○5オランダ(13位)


8日午前7時 10○7ポーランド(33位)


9日午前2時 8○5韓国(12位)


9日午後0時 7●9フィリピン(38位)


10日午前7時 7○3ニュージーランド(19位)


11日午前2時 9○6中国(9位)


12日午前8時 PO(2):(1)敗者

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