災害 磁気研究所は12月上旬、同社の「HIDISC」ブランドから「ソーラーパネル付きモバイルバッテリー」「多機能ラジオ」の2製品を公式サイト、全国のホームセンターや量販店で発売する。
その他の画像はこちら●ソーラー蓄電や手回し発電 ライトも付いて緊急時に役立つ
いずれの製品も、ソーラー充電に対応するなど、災害時に役立つ機能を充実させているのが特徴だ。
用途に合わせて選べる2モデル ソーラー蓄電で電源なくても充電できるように
「ソーラーパネル付きモバイルバッテリー」は10000mAhモデルとなっており、コンパクトな5000mAhモデル「ソーラーパネル付きモバイルバッテリーmini」もラインアップする。おおよそ、10000mAhモデルはスマートフォンを2〜3回、5000mAhモデルは1回フル充電できる容量。
いずれも、直射日光の当たる場所に置いておくと、自動的に本体への蓄電を開始する1面ソーラーパネルを搭載。ソーラー蓄電中はインジケーターが緑色に光り、一目で充電中かどうかわかる仕様となっている。
また、電源ボタンを長押しすると本体内蔵のLEDライトが点灯。停電時の光源、散乱した足元を照らす灯りとしても活用できる。
5000mAhモデルはUSB Type-Aポートを2つ備えており、デバイスを2台同時に充電可能。サイズは幅約80×奥行80×高さ16.5mmで、重さは約130g。蓄電時間は約3時間。価格は1880円。
10000mAhモデルは、サイズが幅約79.5×奥行19.5×高さ162mmで、重さは約269g。大きめのスマホのようなサイズ感だ。こちらも、USB Type-Aポートを2つ備え、2台同時充電が可能となっている。蓄電時間は約5時間。価格は2780円。
3つの方法で蓄電できる SOSモードや2種のライトで緊急時にも安心
「多機能ラジオ」は、AM/FM 2バンドのラジオが搭載され、ワイドFMにも対応するほか、スマホに給電できるバッテリーも搭載するラジオ。
内蔵バッテリーは5000mAh。通常通り、USB Type-Cポートから充電できるほか、本体背面のクランクを回して充電する手回し充電、本体側面のソーラーパネルを展開し、日光に当てて充電するソーラー充電の3通りの蓄電方法が選べる。なお、デバイスへの充電は、本体天面の防水カバーを外し、USB Type-Aポートから行う。
このほか、本体側面に2灯のLEDスポットライト、キャンピングライトが搭載されている。緊急アラーム音が鳴り、ライトがハイビーム点滅する「SOSモード」も使用できる。
本体サイズは幅134×奥行41.7×高さ92.5mmで、重さは約320g。価格は4800円。