レヴァークーゼンは土壇場で追い付くもCL3連勝ならず…一時逆転のニューカッスルは逃げ切り失敗

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2025年12月11日 07:33  サッカーキング

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レヴァークーゼンが土壇場でニューカッスルに追いつく! [写真]=Getty Images
 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が10日に行われ、レヴァークーゼン(ドイツ)とニューカッスル(イングランド)が対戦した。

 一昨シーズンのブンデスリーガ無敗王者であるレヴァークーゼンは、リーグフェーズ開幕から3戦未勝利と苦しいスタートに。しかし、第4節でベンフィカを下して初白星を掴むと、前節は敵地でマンチェスター・シティを2−0で下して連勝を飾った。一方、黒星発進となったニューカッスルはその後3連勝と立て直したものの、前節はマルセイユに惜敗。今節は敵地で2試合ぶりの勝利を目指す。両チームの勝ち点差はわずかに「1」。決勝トーナメント進出圏内、さらにはプレーオフを回避できる8位以内への浮上を目指す上で互いに負けられない一戦だ。

 立ち上がりから両チームが攻め合う展開の中、13分にセットプレーから先制点が生まれる。左CKを獲得したレヴァークーゼンはアレイクス・ガルシアが左足インスイングの鋭いクロスを供給すると、ロベルト・アンドリッヒのヘディングシュートがブルーノ・ギマランイスに当たってゴールに吸い込まれた。先制に成功したレヴァークーゼンは自陣でブロックを形成したところから相手の縦パスを引っ掛け、カウンターから追加点のチャンスを作っていく。

 ニューカッスルはボールを保持する時間を増やしていくが、最終局面でクロスやパスのズレが目立ち、決定機を作り出すことができない。対するレヴァークーゼンは堅実な守備を見せつつ、手数をかけない攻撃でチャンスを創出。45+2分にはエドモン・タプソバが敵陣右サイド深くにロングフィードを蹴り込み、アルトゥールがマイナスに折り返したところかたジャレル・クアンサーが右足を振ったが、GKアーロン・ラムズデールの好セーブに阻まれた。

 後半の立ち上がりはニューカッスルが主導権を握る。50分、ニック・ウォルトメイドが相手GKマルク・フレッケンの利き足方向からプレスをかけてボールを奪うと、そのまま背後から倒されてニューカッスルがPKを獲得。これをアンソニー・ゴードンが冷静に沈めて試合を振り出しに戻した。63分にはサンドロ・トナーリのボール奪取からショートカウンターを発動し、ゴードンが縦方向への突破から左足を振り抜いたが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。

 攻勢を強めるニューカッスルは74分、相手を押し込んだ状態でボールを保持し、ゴードンが左から仕掛けて柔らかいクロスを供給。後方から飛び込んできたルイス・マイリーが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、逆転に成功した。対するレヴァークーゼンは88分、イブラヒム・マザとの巧みな連携で狭いスペースを攻略したアレハンドロ・グリマルドがゴールへ流し込み、土壇場で同点に追いつく。

 試合はこのまま2−2で終了し、両チームが勝ち点「1」を分け合う結果となった。次節、レヴァークーゼンは来年1月20日にアウェイでオリンピアコス(ギリシャ)、ニューカッスルはその翌日にホームでPSV(オランダ)と対戦する。

【スコア】
レヴァークーゼン 2−2 ニューカッスル

【得点者】
1−0 13分 ブルーノ・ギマランイス(オウンゴール/レヴァークーゼン)
1−1 51分 アンソニー・ゴードン(PK/ニューカッスル)
1−2 74分 ルイス・マイリー(ニューカッスル)
2−2 88分 アレハンドロ・グリマルド(レヴァークーゼン)


【ハイライト動画】レヴァークーゼンとニューカッスルは互いに譲らずドロー決着


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