2ゴールと躍動したマドゥエケ [写真]=Getty Images アーセナルに所属するイングランド代表FWノニ・マドゥエケが勝利の喜びを語った。10日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が現地時間10日に行われ、アーセナルはクラブ・ブルッヘに3−0で勝利。右ウイング(WG)で先発出場したマドゥエケは25分に力強いドリブル突破から強烈なミドルシュートをゴール右上隅に突き刺すと、47分にはマルティン・スビメンディのクロスに頭で合わせて追加点をマーク。圧巻のブレイス(2ゴール)でチームのリーグフェーズ6連勝に大きく貢献した。
データサイト『Squawka』によると、この日のマドゥエケはデュエル勝利数、シュート本数、枠内シュート本数、ドリブル成功数で両チーム通じて最多記録を叩き出したとのこと。71分にブカヨ・サカとの交代でピッチを去るまでアーセナルの攻撃を牽引し続け、試合後にはUEFAによるプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
「最初のゴールは本当に素晴らしかったと思う」と自身のゴラッソを振り返ったマドゥエケは、試合内容について「最高の気分だし、チームのパフォーマンスに満足している。彼ら(クラブ・ブルッヘ)は良いチームで良いサッカーをしていた。ボールキープに関してはこれまで対戦した中でも優れたチームの一つだった。アウェイで無失点に抑え、3ゴールを挙げられたことは大きな成果だよ」とコメント。その上で、次のように自身のさらなる成長を誓った。
「チームにとって最低限必要なのは脅威を与えることだ。ボールを持てば何かが起こるかもしれないと感じさせる必要がある。ゴールを決め、できるだけ決定的なプレーをすることが僕が到達すべき次のレベルだ。クラブと代表チームのために決定的なプレーをしたいと思っているし、そのレベルに到達できると確信している。毎日努力を続けるよ」
勝ち点を「18」まで上積みし、決勝トーナメントへのストレートインを大きく手繰り寄せたアーセナル。プレミアリーグでも首位に立っており、CLとの2冠が現実的な目標となりつつある中、マドゥエケも自信をのぞかせている。
「僕たちには結束力があり、お互いの活躍を願っている。チームにはトップクラスの選手が揃っている。重要なのは個人ではなくチームであり、全員がそれぞれの役割を担っていると自覚しているよ。それがこのチームの良いところなんだ。この大会で勝てると感じているし、リーグ優勝もできると思っている。それが僕たちの目標だ。今は良い状態なので、このまま進んでいきたい」
【ハイライト動画】マドゥエケ&マルティネッリの両翼が躍動! アーセナルがCL6連勝