2025年発売の注目「スマートウォッチ」3選 “血圧測定ができる上品ウォッチ”など、要チェックモデルをガジェットライターが厳選

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2025年12月11日 18:00  Fav-Log by ITmedia

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HUAWEI Watch Ultimate 2(出典:Amazon)

 2025年もたくさんのスマートウォッチが登場しました。2025年のトレンドとしては、廉価モデルのシリーズがこれまで以上に洗練され、例年以上にコストパフォーマンスの高さが感じられたこと、そして新しい機能やコンセプトにチャレンジしたスマートウォッチも多く登場していたことが印象的でした。

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 今回は、2025年に発売されたスマートウォッチの中から、特に印象に残った6モデルを厳選! 前後編にて3モデルずつ紹介します。後編となる本稿では、デザインや機能が光る、チャレンジングな3台を中心にピックアップし、それぞれの特徴とおすすめポイントを解説します。

 2025年も頑張った自分へのご褒美に、スマートウォッチの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

●2025年の注目スマートウォッチ4:Garmin Venu 4

 4つ目は、ガーミンジャパンが10月に発売した「Venu 4(ヴェニュー フォー)」です。同シリーズは、運動や睡眠などを含め、総合的にヘルスケア・ウェルネスを管理することに適したスマートウォッチです。

 ランニングやジム通い、ヨガなど、日常的に無理のない運動を取り入れつつ、体調を整えたい人におすすめしたい一台です。ケースサイズは45mmと41mmの2種類で展開されています。

 注目したいアップデートは、前世代モデルの「Venu 3」ではケースが樹脂製だったのに対し、Venu 4ではステンレススチール製になり、外観に高級感が出たこと。また新機能としては、以下のような内容を押さえておきましょう。

・LEDフラッシュライトが備わった

・睡眠習慣と体内時計にズレがないかを評価する「睡眠アライメント」機能が加わった

・体調などに合わせてワークアウトを提案する「Garminiフィットネスコーチ」機能を追加

 また、バッテリー持ちが長いことも魅力の1つ。使用するモードによっても前後しますが、比較的電力消費の大きいスマートウォッチモードでも最大12日間(常時表示オンで4日間)、バッテリー節約モードでは最大25日間も持続するので、ズボラでまめな充電管理が苦手な方でも扱いやすいでしょう。

 価格は45mm・41mmモデルとも、7万9800円(税込、以下同)。前編で紹介した「Apple Watch SE 3」や「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」と比べると一回り高額ですが、ステンレススチールの高級感のある質感を優先したい場合は、魅力的な候補となるでしょう。なお、カラーバリエーションは以下の通りです。

【Venu 4 45mmのカラーバリエーション】

・Slate/Black(スレート/ブラック)

・Silver/Gray(シルバー/グレイ)

・Silver/Citron(シルバー/シトロン)

【Venu 4 41mmのカラーバリエーション】

・Lunar Gold/Bone(ルナゴールド/ボーン)

・Silver/Periwinkle(シルバー/ペリウィンクル)

・Slate/Black(スレート/ブラック)

●2025年の注目スマートウォッチ5:HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計

 5つ目は、ファーウェイ・ジャパンの血圧測定に対応したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」です。

 手首での血圧測定自体は、対応モデルが少ないものの、2023年6月に発売された前世代モデル「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」でも既に対応はしていました。ただし、この前世代モデルはデザインが少々やぼったい印象があったのも事実です。

 一方、2025年2月に一般発売を迎えた新モデルHUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計では、メタリックな光沢感を伴ったケースに変わり、装着した様子を見ただけでは普通のスマートウォッチと区別がつかないくらいあか抜けました。

 機能としては、夜間を含め、自動で血圧を測定する血圧モニタリング機能に新対応したほか、心電図の測定や、睡眠中の呼吸の乱れを検知する機能なども新たにサポートしたのがポイント。血圧測定だけでなく、ワークアウトの測定や、睡眠を含めたヘルスケア管理など、幅広い用途で使えます。

 メーカー直販サイトでの価格は6万280円。デザインは、フルオロエラストマーベルトの「ブラック」、ホワイトコンポジットレザーベルトの「ゴールド」、コンポジットレザーベルトの「ブルー」の3種類です。

●2025年の注目スマートウォッチ6:HUAWEI Watch Ultimate 2

 6つ目は、フラッグシップらしさのあるファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI Watch Ultimate 2」です。14万円台からという価格はもちろん、特にダイビング関連の新機能にインパクトがありました。11月に発売されたばかりの比較的新しい製品でありつつ、強く印象に残った一台です。

 ダイビング関連の新機能としては、まず対応する最大の水深が150mまで深くなりました。そして、ソナー(音波)を使った水中通信によって、30m範囲の中にいる、事前にペアリングしたHUAWEI Watch Ultimate 2に対して、テキストや絵文字を送信できるのが面白いポイントです。

 既存市場の水中トランシーバーにとって変わるほどの存在ではないでしょうが、近い用途を一部兼ね備えていることもあり、ダイビングを頻繁に楽しむ方のコミュニケーション用デバイスとして新しい選択肢になることは間違いないでしょう。

 また従来から踏襲した機能ではありますが、フラッグシップだけあって、ダイビング以外の機能も充実。ゴルフや登山、トレッキング、ウィンタースポーツなど、幅広いアウトドアシーンで活用できるのもポイントです。

 さらに、単体でのモバイル通信も可能。特にゴルフ系の機能は、Ultimateシリーズが同社のスマートウォッチシリーズの中で最も充実しており、状況に応じてクラブや狙いのポイントを提案してくれる「AIキャディ」機能や、1打前の飛距離を表示させる「ショット飛距離」の表示などにも対応しています。

 またヘルスケア測定に関しても、複数のヘルスケア項目をまとめて測定できる「HUAWEI X-TAP」センサーを搭載し、端末側面に指の腹を当てることで、簡単に計測ができることも押さえておきたいポイントです。

 HUAWEI Watch Ultimate 2のカラーバリエーションは、ブラックとブルーの2種類を展開。価格と同梱されるベルトは以下の通りです。

ブラック:14万1680円

・付属ベルト1:フルオロエラストマーベルト

・付属ベルト2:ダイビング用のエクステンションベルト

ブルー:17万4680円

・付属ベルト1:立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト

・付属ベルト2:チタニウムベルト

・付属ベルト3:ダイビング用のエクステンションベルト

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