研究は「社会を変えることができる」ノーベル賞受賞の坂口氏、北川氏 “若手への支援が行き届いていない”「基礎研究」最も重要

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2025年12月11日 18:32  TBS NEWS DIG

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ノーベル賞の授賞式が行われたスウェーデン・ストックホルムから伝えてもらいます。

授賞式が行われましたコンサートホールの前からお伝えしています。坂口さんと北川さんはこちらに来まして、昔の研究仲間と再会したり、学生らと会話するなどして、非常に楽しまれていました。

ただ、昨夜の晩さん会は4時間以上続きまして、さすがに少しお疲れの様子もみえました。

およそ1週間にわたって、坂口さんと北川さんを取材してきまして、そのなかでも私がとても印象に残ったのが、2人とも研究は「社会を変えることができる」と訴えていたことです。

気体を閉じ込めることができる新たな材料を開発した北川さん。がんなど病気の治療を変える可能性があるともされる細胞を発見した坂口さん。その2人が最も重要だと指摘していたのが、「基礎研究」です。

日本では基礎研究の分野で若手研究者への支援が行き届いていないとして、日本人が世界を変えていくためにも、今回の受賞が改善するきっかけになればとも訴えていました。

授賞式は終わりましたが、今夜は王室主催の晩さん会が行われることになっており、まだまだノーベルウィークは続いています。

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  • AIの台頭で、人間が発明の主体で居られるのはあと何年ぐらいかなぁとか思ったりもするけど「基礎研究」が重要なのは今後も変りませんね。若手研究者は大変ですが
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