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＜カーリング五輪最終予選：日本4−9中国＞◇11日（日本時間12日）◇男子プレーオフ◇カナダ・ケロウナ
【ケロウナ（カナダ）＝飯岡大暉】男子日本代表SC軽井沢クラブが26年ミラノ・コルティナ五輪（オリンピック）出場を逃した。
1次リーグ（L）3位で進出したプレーオフ（PO）第2戦で、同1位中国に4-9で敗戦。18年平昌以来2大会ぶりの出場を目指したが、最後の1枠に滑り込むことはできず。前日POを勝ち上がった女子日本代表フォルティウスに続けなかった。
スキップの山口剛史は目を赤くしながら「何度もつらい時期があったけど、このメンバーと巡り会えて、すごく好きで、このチームでオリンピックを戦いたかった」と声を振り絞った。1次リーグで勝利した中国に大一番で敗れたことに「自分のところで1エンドと5エンド、ミスが出たところが1番の敗因」と潔かった。長きにわたる戦いを振り返り「本当に良いメンバーで一緒にプレーできたことは、誇りに思います」とミラノ・コルティナ五輪への挑戦は終わった。
試合は序盤から中国がペースを握った。第1エンド（E）に2点を奪われ、第3Eに1点を返すが、第5Eに再び2点を奪われた。1−4で前半を折り返した直後の第6Eには2点を追加し、第8Eにも1点を加えたが反撃もここまで。終始リードを許し、第9Eには大量4失点。コンシードで五輪切符が手からこぼれ落ちた。
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得意の相手から、大一番で白星を逃した。1次L最終戦で9−6で勝利。6連勝中の相手を止めていた。銅メダルを獲得した10月のパンコンチネンタル選手権で2連勝するなど相性の良い相手。1次L2位米国とのPO第1戦で中国が敗れて第2戦に回ってきたが、チャンスをつかめなかった。
前日に女子が8大会連続五輪を決めた一方、日本男子の五輪出場は自国開催の98年長野、18年平昌の2回だけ。3度目の出場はならなかった。
◆男子SC軽井沢クラブの日程 ※日本の世界ランクは10位
7日午前2時 2●5米国（6位）
7日午後0時 7○5オランダ（13位）
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8日午前7時 10○7ポーランド（33位）
9日午前2時 8○5韓国（12位）
9日午後0時 7●9フィリピン（38位）
10日午前7時 7○3ニュージーランド（19位）
11日午前2時 9○6中国（9位）
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12日午前8時 4●9中国（9位）※プレーオフ
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