
メタリックで深みのある光沢が魅力のキャンディ塗装。この塗装方法をRGのνガンダムに施した様子をまとめた動画が、記事執筆時点でおよそ1万2000回再生されています。
動画を投稿したのはKONOHA コノハチャンネル(@konoha.studio)というチャンネル。ガンダムを中心としたプラモデルの製作動画を投稿しています。
今回投稿されたのは、RGのνガンダムのキャンディ塗装に挑戦したという動画。RGとは「リアルグレード」の略で、1/144という小さめのスケールながらモビルスーツの内部構造まで作り込まれた、ガンプラの中でも精密なシリーズです。
このキットに光沢感のある仕上げをした「チタニウムフィニッシュ」版がガンダムベース限定で販売されているのですが、一手間かかっているだけあってお値段もそれなり……。それならばということで、動画では全パーツを自分で塗装することに。ちなみにキャンディ塗装に挑戦するのは初めてとのこと。
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RGは外装と内装に分かれているため、パーツ点数も大量。それらのパーツをひとつづつ切り取って分類し、洗浄。キットに使われているABS樹脂が塗装工程で割れないようにするため、下地処理をした上で塗装スタートです。
キャンディ塗装は「下地に銀色を塗り、その上に下地の色が透ける半透明のクリア塗料を塗る」という工程で完成させます。下地となる銀を綺麗に発色させることがキャンディ塗装全体の完成度に深く関わるため、まずは銀塗装のそのまた下地となるツヤありの黒で全パーツを塗装。さらにその上から銀色を吹き付けていきます。
下地となる銀色が乾燥したら、いよいよキャンディ塗装の開始。νガンダム各部の色に対応したクリアカラーで、部分ごとに塗り分けていきます。特に機体全体に使われている白色は発色させるのが難しい色。焦らずに数回に分けて塗り重ねることで、光沢感のある仕上がりを目指します。
全体の塗装が終わったら、パーツ表面の彫刻を目立たせて精密感が出る「スミ入れ」を施します。さらにマーキングを印刷したデカールを貼り付け、表面を光沢のあるクリアーでコートして塗装終了。綺麗に塗り分けたパーツを慎重に組み立てたら、ついにキャンディ塗装仕上げのνガンダムが完成です!
組み上がったνガンダムの姿は、精密感と塗装の美しさが噛み合った見事なもの。深みと高級感のあるキャンディ塗装がバッチリ効いています。
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この仕上がりに対しては、「めちゃくちゃカッコいい!」「初キャンディとは思えない出来栄え」といったコメントが寄せられました。見栄えを大きく左右する、「塗装」の威力を思い知らされる動画でした。
動画提供:KONOHA コノハチャンネル(@konoha.studio)
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