ブルージェイズ、サブマリン右腕ロジャーズを獲得　今季MLB最多81登板、3年連続30ホールド

　現地時間12日、トロント・ブルージェイズがFAのタイラー・ロジャーズ投手（34）を獲得したと『ジ・アスレチック』のケン・ローゼンタール記者が報じた。契約は3年総額3700万ドルとされている。



　アンダースロー右腕のロジャーズは2013年のドラフトでジャイアンツに入団し、2019年にMLBデビュー。通算420登板で154ホールドを挙げ、特に2020年以降での計403登板はMLB最多。2021年にはナ・リーグ最多の80試合に登板し、30ホールド13セーブを記録した。



　今季はジャイアンツとメッツの2球団でMLB全体トップの81試合に登板し、4勝6敗32ホールド、防御率1.98の好成績をマーク。2021年から5年連続で68登板以上、うち4シーズンでは30ホールド以上と安定した働きを見せている。



　ブルージェイズはディラン・シース、コディ・ポンセ両右腕を加えた先発陣に続き、ブルペン補強にも着手。今後はカイル・タッカーら強打者の獲得、或いはボー・ビシェットとの再契約に注力すると見られている。