
イスラエル軍が、イスラム組織ハマスの軍事部門の幹部を殺害しました。おととし10月のハマスによる奇襲攻撃の立案者の1人だと主張しています。
イスラエル首相府は13日、軍によるガザでの作戦でハマスの軍事部門の幹部、ラエド・サード氏を殺害したと発表しました。
ハマスの軍事部門でナンバー2だったとみられ、イスラエルメディアによりますと、軍はガザ北部で車両に乗っていたサード氏を標的に空爆を実施しました。
首相府はサード氏について、おととし10月のハマスによる奇襲攻撃の立案者の1人だとし、ここ最近も「攻撃の計画と実行、部隊の再建に取り組んでいた」などとしています。
ガザ情勢をめぐっては、アメリカ主導の和平計画の第2段階への移行が控えていますが、今回の殺害でハマスが態度を硬化させる懸念も浮上しています。
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