
現役ドラフトで日本ハムから巨人に移籍した松浦慶斗投手(22)が15日、都内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「54」に決定。身長186センチの長身から繰り出される最速155キロの直球が武器のロマンあふれる左腕がチームに加入した。水野編成本部長も「左投手は補強ポイントの1つですから。その中に加わってくれたのは非常に良かったかなと思っています」と期待を込めた。
チームの先発左腕事情は苦しい。今季さらなる飛躍が期待された井上温大投手(24)は故障で途中離脱した影響もあって4勝止まり。森田駿哉投手(28)が3勝で、横川凱投手(25)が2勝と続く。6勝をマークしたフォスター・グリフィン投手(30)は保留者名簿を外れて退団する見込みとなっている。
現状を打開すべく、積極的に左腕投手の獲得に動いている。ドラフト会議では1位指名の鷺宮製作所・竹丸和幸投手(23=城西大)をはじめ、左腕を4人指名。11月14日には日本ハムを自由契約となっていた北浦竜次投手(25)とも支配下選手登録を締結した。松浦の獲得により、今オフの左投手の獲得は6人目となった。
【巨人が今オフ獲得した左投手一覧】
ドラフト1位竹丸和幸投手
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ドラフト3位亜大・山城京平投手
育成ドラフト1位BC神奈川・冨重英二郎投手
育成ドラフト4位愛知学院大・河野優作投手
北浦竜次投手
松浦慶斗投手
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