
広島新井貴浩監督(48)が15日、ドラフト1位の仙台大・平川蓮外野手(21)をはじめ新人大量7選手の来春1軍キャンプ参加を明言した。「野手も投手もチャンスたくさんあると思うので、ルーキーだからと言って遠慮することない。1年目から自分の居場所をつかめるように頑張ってもらいたい。しゃかりきに頑張ってもらいたい」。同2位の亜大・斉藤汰直投手(22)のほか、育成ドラフト1位の城西大・小林結太捕手(21)と同2位の四国IL徳島・岸本大希内野手(23)も1軍組からスタートする。
この日、広島市内のホテルで行われた「2026年度新入団選手発表会見」に新人選手とともに登壇した新井監督は「今カープにはチャンスがたくさんあると思います。そのチャンスを自分の手でつかめるように、1日1日の日々を大事にしながら一緒に頑張っていきましょう」とエールを送った。新人唯一の高校生となるドラフト6位の神村学園伊賀・西川篤夢内野手(17)、11月15日にトミー・ジョン手術をしていたことが発表された同7位の中京大・高木快大投手(21)は2軍キャンプスタートとなる。
異例ともいえる新人選手の大量7選手の1軍スタートは、ほかの選手たちへの強いメッセージにもなる。「優先的に若い選手にチャンスはいく。その中で今いる選手は、チャンスは少なくなるけど、そこでいいものを見せてもらいたい。チャンスはたくさんあるうちにつかんでおかないと」と新井監督。新戦力の加入がチーム内競争を激化させる。【前原淳】
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