アモリム監督はレンタル容認姿勢も…マンU上層部は今冬のメイヌー放出に否定的か

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2025年12月17日 21:07  サッカーキング

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1月のマンU退団の可能性が囁かれているメイヌー [写真]=Getty Images
 マンチェスター・ユナイテッドはイングランド代表MFコビー・メイヌーの放出には消極的なようだ。16日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 現在20歳のメイヌーはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2023年1月に17歳でトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算84試合出場7ゴール3アシストという成績を残し、昨年3月にはイングランド代表デビュー。しかし、昨年11月に就任したルベン・アモリム監督のもとでは定位置を確保できておらず、今シーズンここまでのプレータイムは302分間に留まっており、プレミアリーグでの先発起用は一度もない。

 開幕まで半年程となったFIFAワールドカップ26でのイングランド代表メンバー入りを目指しているメイヌーは、より多くのプレータイムを確保するべく1月のレンタル移籍を希望している模様。長期離脱中のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネの“穴埋め役”を探すナポリが獲得に興味を示し、すでに交渉が進展しているとも報じられている。

 しかし、マンチェスター・ユナイテッドが1月の移籍市場でメイヌーの放出を容認する可能性は低いという。報道によると、上層部はそのポテンシャルの高さから、同選手が将来的にクラブを背負って立つ存在になり得ると考えており、今冬に提示されるいかなるオファーも拒否する方針とのこと。アモリム監督はレンタルでの放出に前向きだが、クラブ全体としてどのような決断が下されるかは現時点で不透明のようだ。

 なお、アモリム監督はメイヌーについて「コビーが私のところへ来て話をしたいのであれば、私はそうするよ。私は選手たちには幸せでいてほしいし、一人一人が目標を持っていることも理解したいだけだ。フラストレーションは誰の役にも立たないからね」と言及している。

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