北海道 明日21日(日)にかけて広く雨 融雪災害に注意

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2025年12月20日 16:32  日本気象協会

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日本気象協会

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北海道では、今日20日(土)から明日21日(日)にかけて、気温が高くなり、広い範囲で雨が降るでしょう。雪解けが急速に進むため、融雪による低い土地の浸水や道路の冠水、土砂災害、河川の増水、なだれに注意が必要です。

道内は11月上旬から中旬並みの気温に

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今日20日(土)、道内には暖かい空気が流れ込み、各地で季節逆戻りの気温となりました。15時までに最も気温が高くなったのは、桧山地方の江差で12.6℃でした。その他、札幌は8.7℃、旭川7.1℃、函館11.9℃など11月上旬から中旬並みの気温となった所が多くなりました。
また、紋別では10.7℃まで上がり、12月後半に10℃以上となったのは2008年以来17年ぶりのこととなりました。

クリスマスイブは雨具が必要 クリスマス後は寒さ強まる

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今日20日(土)は、夜は道北や道央、道南方面の広い範囲で雨が降り、山沿いでは雪のまじる所があるでしょう。道南では雷や急な強い雨に注意してください。道東方面でも夜は紋別地方を中心に雨が降りそうです。

明日21日(日)は、道北や道央、道南方面は日中は雨やミゾレから湿った雪に変わる所が多いですが、夜は全般にやむ見込みです。道東方面も日中にかけて雨やミゾレが降るでしょう。気温は右肩下がりとなります。最高気温は道南方面や道東で10℃前後、道北や道央、オホーツク海側は全般に3℃くらいですが、午後は急速に寒さが強まります。外出する際に気温が高くても、防寒対策はしっかりした方がよさそうです。

22日(月)〜23日(火)は、道北や道央で雪の降る所がある他は全般に晴れ間が広がるでしょう。最高気温は平年並みの所が多く、この時季としては過ごしやすい天気となりそうです。

24日(水)〜25日(木)は、全道的に天気が崩れる見込みです。24日(水)の午後は広い範囲で雨やミゾレが降り出し、25日(木)にかけて道東でも雨や雪が降るでしょう。今のところ、クリスマスイブの夜は傘などの雨具と防水効果のある靴を用意しておくとよさそうです。

26日(金)〜27日(土)は、道東方面は割合晴れますが、道北や道南方面では雪の降る所があるでしょう。寒気が流れ込むため、寒さが強まり、広く真冬日となりそうです。

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