
日本ハム山崎福也投手(33)が20日、小児がんなど小児難病の患児・家族が利用する宿泊施設「アフラックペアレンツハウス亀戸」を訪問し、小児がん、小児難病の子どもたち12人と交流。キャッチボールやクイズ大会などを行った。
山崎自身も中学3年時に脳腫瘍を経験。高校入学前の健康診断で発覚した。「自分自身でもよくわかっていなかった。治るかなと不安な気持ちもあったんですけど、絶対に治してやろうっていう気持ちも芽生えてきた」と当時を振り返る。手術のために病院を何軒か周り、執刀医の先生と話を重ねたが「病院の雰囲気であったり、先生の性格、自信ありそうな感じも僕なりに分かりましたし。取り切ったら野球できるよという風に言ってくれた」と北大大学病院での手術を決断。15歳の山崎は自らの意思で病に打ち勝った。
イベントの最後にはプレゼントを贈り、子どもたちに笑顔をもたらした。闘病中の自身と子どもたちを重ね「僕自身、1人っていうのが孤独にも感じましたし、病院で入院していてすごくつらかった。僕が来て、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話した。
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