限定公開( 1 )

83歳のおばあちゃんから譲り受けた着物を孫が着たら……? 驚きのコーディネートがInstagramに投稿されました。「素敵です」「和モダンで可愛い!」と反響を呼び、記事執筆時点で5万70000回以上再生されています。
投稿したのは「いちこ」(@gukimono_ichico)さん。祖母が呉服屋を営んでいたいちこさんは、留学をきっかけに日本文化にあらためて興味を持ち、今では独学でゆるく自由に着物を楽しんでいます。以前には、大人気コミック『鬼滅の刃』のキャラクターをイメージした着物コーデが話題になりました。
今回は、83歳の祖母から譲り受けた着物を身にまとい、その祖母に会いに行くことに。この着物は正絹(しょうけん/100%絹糸を使って織られた生地)の袷(あわせ)で、なんと祖母自身が仕立てたものなのだそうです。本人は20代後半のころに一度だけ袖を通したとのこと。
桃色と薄墨色の丸模様が太めのストライプ状に並ぶ、目を引く個性的なデザインとなっています。時代を超えて大切に受け継がれてきた一着であることが伝わってきますね。
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続いては帯選びです。いちこさんは「帯合わせが難しすぎる」と悩みながらも、着物と同系色の一本をチョイス。選んだのは、手織りならではの凹凸感が魅力の、地厚なつづれ織りの名古屋帯。桃色の丸い梅柄があしらわれています。こちらをコロンとした丸みが美しい銀座結びに仕上げていきました。
体の前で手際よく帯を結んでお太鼓を作り、くるっと回して背中側へ。帯締めも同系色の桃色でまとめることで、全体に統一感のある着付けが完成しました。小物にはかごバッグを合わせ、髪も後ろでまとめてすっきりとした印象に。
祖母の手によって仕立てられた着物に、いちこさんらしい感性が重なり、時代を超えたオンリーワンのコーディネートになりました。かわいらしさと個性をあわせ持つ装いは、思わず見とれてしまうほど。動画の最後には「お着物って、こうやって流行り廃れなく受け継げるからサステナブルよね」とコメントしており、着物の魅力と価値をあらためて感じさせてくれました。
完成した着物コーデには「和モダンで可愛い!」「おばあ様でのお着物に見えないくらいモダンな柄ですね」「帯も素敵です!」「よくお似合いです! 帯選びには苦労しますね……でも本当にお着物にマッチしてると思います」「おばあさまお喜びになられたでしょうね」「受け継がれてゆく着物ってステキですよね」などの感想が寄せられました。
いちこさんは、Instagram(@gukimono_ichico)の他、YouTubeチャンネル「kimono自由研究┊いちこ⸝⋆」でも着物姿を公開中。今回紹介したコーディネートはもちろん、自由で個性あふれる着こなしや、着物の楽しみ方を数多く紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
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画像提供:「kimono自由研究┊いちこ⸝⋆」(@gukimono_ichico)さん
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