【バスケ】仙台4連勝、PG渡辺翔太がB1通算1000得点達成「自分たちの強さを出せた」

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2025年12月20日 19:35  日刊スポーツ

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大阪対仙台 ドリブルで攻め込む仙台渡辺((C)B.LEAGUE)

<B1:大阪68−86仙台>◇20日◇第15節◇大阪・おおきにアリーナ舞洲



仙台89ERSがアウェーで大阪エヴェッサを86−68で下し、4連勝を果たした。主将も務めるPG渡辺翔太(27)が14得点で勝利に貢献。さらに、B1での通算1000得点を達成するメモリアルゲームとなった。21−24年まで仙台のヘッドコーチ(HC)を務め、現在は大阪を率いる藤田弘輝HC(39)の前で成長を示した。


   ◇   ◇   ◇


敵地大阪でのゲームにもかかわらず、多くの仙台ブースターが“黄援″を送った。36−28で迎えた第2クオーター(Q)残り2分17秒、渡辺がB1通算1000得点を達成した。ジャレット・カルバー(26)が相手を引きつけ、フリーになった渡辺にパス。ジャンプショットで決めた。「チームがいい形でオープンショットを作り出してくれたので、自分が決めるだけだったので、気持ちよく打てました」と感謝した。


大阪には藤田HC以外にも、かつての戦友が多く在籍。昨季、主将を務めた青木保憲(30)やヴォーディミル・ゲルン(31)を相手に、18点差で勝利を挙げた。「伝統をつないでくださった選手やコーチの前で、強い仙台を見せられました」。渡辺はもちろん、チームの成長を体現したゲームだった。


敵地で勝てない−。2週間のバイウイーク(リーグ戦中断期間)までのアウェー戦績は1勝7敗と、課題は明白だった。だが、同期間が明けてからは敵地では2戦負けなし。10日の秋田戦に続き、この試合でも白星を挙げた。渡辺は「試される試合だったと思いますが、自分たちの強さを出せたと思います」とうなずいた。


それでも慢心はない。「強いチームは2連戦を勝ちきって帰るというのがマストだと思うので、勝ちきれるというのをお見せしたいと思います」と気を引き締め直した。21日の2戦目も白星で飾り、敵地でも健在の強さを証明する。


▽ダン・タシュニーHC(44)「チームとして連動性を持って戦えているというのが結果につながっていると思います。アウェーで2つ勝つことは難しいことだと思いますし、大阪さんは今日(1戦目)よりもいいプレーをしてくると思うので、自分たちも戦う姿勢というのを見せて、もう1つ勝ちをつかみたいと思います」

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