
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館◇男子フリー
ショートプログラム(SP)3位の中田璃士(17=TOKIOインカラミ)は、フリー158・74点の合計248・65点で総合4位となった。
冒頭の4回転サルコーで3・33の加点を引き出し、その後も4回転−3回転の連続トーループを成功。ただ、トリプルアクセル(3回転半)で着氷が乱れるなどのミスがあってSPからひとつ順位を落とし「全然結果は良くなかった」と悔しげな表情。「表彰台に乗ってるイメージもありはしたんですけど、逆に4位の方が強かった。イメージ通りというか、良くないイメージ通りの4位ですね」と苦笑いを浮かべた。
今大会は26年2月に開かれるミラノ・コルティナ五輪の代表3枠を懸けた最終選考会だが、ジュニアの中田は年齢制限により、出場資格を持っていない。
最終グループで演技した6人の中で、ジュニアは中田ただ一人。自身も「しっかりオリンピック行くつもり」で臨んだと言うが、演技後には「やっぱオリンピックの選考会で僕が表彰台に乗っても、あまり良くないと言ったらあれですけど。でも見栄え的には…」と率直な胸の内も言葉にした。
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「4年後、自分が1位になればいいだけなので、しっかりそれに向けて頑張りたい」とフランス・アルプス地域での2030年五輪を見据えた。
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