
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館◇男子フリー
ショートプログラム(SP)首位発進の鍵山優真(22=オリエンタルバイオ/中京大)が、合計287・95点で父正和コーチ(54)との大会初の父子2連覇を達成し、来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)代表にも内定した。
取材に応じた正和コーチは、「本当に特別な試合で結果だけを見ればすごく満足」と親子で成し遂げた快挙に喜びをかみしめた。
しかし演技後、悔し泣きをする息子の姿を見た父は「口酸っぱく言ってきたことが、ここ大一番で出てきてしまっている。僕が言っていることが心に刺さって悔し泣きをしたんだなと思います」と話した。
ただ、息子の2大会連続の五輪代表入りは濃厚となった。「結果を見れば優勝って形で終われた。それに関しては『おめでとう』って言葉をかけたい」と正和コーチ。さらに続けて、「内容に関しては僕からは何も言うつもりはない。優真が泣いているので、自分では把握していると思う」と今後に期待した。
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