
■全日本フィギュアスケート選手権 2日目(20日、東京・代々木第一体育館)
【競技日程一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪 開会式は2月6日にミラノで開催
男子シングルのフリーで、ショート2位の三浦佳生(20、オリエンタルバイオ/明治大)が気迫の演技を披露し、トータル261.18点で3位。自身初の全日本での表彰台入りを果たし、初の五輪代表へ大きく前進した。
表彰式を終えた三浦は「(メダルは)本当に重いなという感じがして。僕、なんだかんだメダル初めてだったので、自分の努力の分だけこの重みが詰まっているのかという感じがして、本当に嬉しい」と喜びを口にした。
フリーでは冒頭で4回転ループを決め、続く4回転サルコウ、4回転−3回転の連続トウループも着氷し、高いGOE(出来栄え点)も引き出した。
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「ミスとかはもちろんあったはあったんですけど、もう緊張感の中で、最初の3つの4回転をバチッと決められたときに、“これは行っただろう”って、ちょっと後半バテちゃったんですけど」と自身も手ごたえ十分のフリーとなったようだ。
さらに今大会はジュニアの頃から切磋琢磨してきた鍵山優真(22、オリエンタルバイオ/中京大)、佐藤駿(21、エームサービス/明治大)とともに表彰台に上がった。
「そんな漫画みたいなこともあるんですねっていうくらい。ジュニアの頃から一緒に戦うようになって仲良くなって、3人でオフの間も一緒にいたりとか。一緒に目標立てて未来図を描いたりして、全部がドラマみたいで夢みたいなんですけど。2人と一緒に入れてよかったなって思います」と喜びもひとしおに。
ミラノ・コルティナ五輪代表は大会終了後に発表される。全日本で3位以内、今季ベスト上位3名の条件も満たした三浦は代表入りに前進。「全日本前、本当に死ぬほど追い込んで、ただ周りも絶対追い込んでるだろうから、こんなの当たり前だろうなとは思ってたんですけど、できることは精一杯やって、自分としては報われたかなと思います。でもさらに磨いていけるところはまだまだあるので、もっともっと強くなれるかなと思います」とまずは全日本で出し切れたことに、充実感溢れる表情をみせた。
※表彰台で佐藤(左)鍵山(中央)と抱き合う三浦
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