『仮面ライダーゼッツ』よりザ・レディ(美村里江) (C)2025 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 仮面ライダーシリーズ史上初、胸に巻く革新的な変身ベルト=“ゼッツドライバー”が話題を集め、現実と夢が交錯する前代未聞の世界観が反響をよんでいる『仮面ライダーゼッツ』。9月のスタート以来、謎が謎を呼ぶ怒涛の展開が話題になっている。
【写真】怪しげな微笑みを投げかける美村里江演じるザ・レディ 『仮面ライダーゼッツ』に登場 2025年最後の放送でもある12月21日に放送された第15話では、ラストシーンに突如、美村里江演じる謎の女性“ザ・レディ”が登場。圧倒的な存在感で視聴者に衝撃を与えた。
主人公の万津莫/仮面ライダーゼッツ(今井竜太郎)は、現実では“自称”普通の好青年だが、夢の中では極秘防衛機関“CODE”に属する無敵のエージェントとして現実への侵略を企むナイトメアを阻止するべく闘ってきた。そんな莫/ゼッツの前に立ちはだかってきたのが、夢をさまよう男・ノクス(古川雄輝)。“ノクスナイト”に“擬装”し、ゼッツと敵対する彼の正体は、元怪事課の刑事・小鷹賢政で、CODEの元エージェントという事実は明らかになっているものの、いまだ謎に包まれた部分も多い存在となっている。
第15話では、莫/ゼッツが夢の中に潜入し、小鷹/ノクスを長年さいなんできた悪夢から解き放つまでが描かれた。しかし、ラストで長い夢から覚醒したノクスはなぜか、黒蝶が飛び交う謎の庭園へ。そこにたたずんでいたのが、漆黒のドレスに身を包んだ“眠らない女”ザ・レディ(美村里江)。ザ・レディはノクスに「おはよう、ノクス。長い夢から醒めた気分はどう?」と呼びかけ、「さあ、かなえましょう。CODEが存在しない、自由で美しい世界を」と意味深な言葉を投げかけた。ザ・レディとノクスとの関係は…?CODEの存在しない世界を望んでいるとはいったいどういうことなのか?もしザ・レディもCODEを敵視しているなら、今後ノクスやナイトメアと共闘していくのか…?
演じる美村は2003年、“月9”ドラマ『ビギナー』(フジテレビ)のヒロイン公募オーディションで、1万人以上の応募者の中から抜てきされ俳優デビュー。以降、話題作で活躍し、近年では『キッチン革命』(2023年/テレビ朝日)、『相棒 season22 元日スペシャル サイレント・タトゥ』(2024年/テレビ朝日)、『対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜』(2025年/TBS)、映画『おいしくて泣くとき』(2025年)、『フロントライン』(2025年)、『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』(2025年)などに出演。役ごとに見事な変幻ぶりを見せつけてきた。本作が特撮ヒーロー作品初出演となるが、第15話ではわずかワンシーンながら圧倒的な余韻を残す“怪演”を披露した。
ザ・レディは今後、物語をかき乱すキーパーソンとして暗躍。ザ・レディの出現がきっかけとなって、ストーリーに点在していた謎が少しずつつながっていくことに…。はたしてザ・レディは何者なのか。そしてこれから莫/ゼッツに何を仕掛けてくるのか。新年からますます深層に向けて加速していく『仮面ライダーゼッツ』は見逃せない。
そして新年から怒涛の展開を迎える『仮面ライダーゼッツ』の新章ビジュアルが解禁。新章ビジュアルには、悪夢から目を覚まし、新たな力を手に入れた“仮面ライダー”ノクスと仮面ライダーゼッツ イナズマプラズマ。さらに対峙する二人の背後には3人のエージェント。意味深にたたずむ司令官ゼロと共にCODEに関わる新たなキャラクターたちにもそれぞれに3、5、6と数字が割り振られていることから、莫とノクス以外のコードナンバーの今後の登場に期待が高まりそうだ。